来年はお金について迷う時間をなくそう!年末に行いたい3つの習慣

家のこと

2020.12.07 更新

来年に向けて、迷う時間を減らす下ごしらえをしていきませんか。 「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花です。無理しない家事で幸せな毎日のアイデアを発信しています。時間があるときの一工夫が、むだな工程をカットできるので、将来の手間をカットすることにつながり、時間を貯めることにつながりますよ。 今回は家事のなかでも「お金のこと」に着目し、年末に行いたい3つの習慣をお伝えします。

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習慣1.すべての通帳の残高を調べる

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1つめの習慣は「すべての通帳の残高を調べること」です。


全体像を見渡すこと。これはすべての行動の基本です。

私はお金を使うのが怖かった時期があります。今思うと、預金残高がわからず、そのうちどれくらい使っても大丈夫なのかを把握していなかったからです。日々の生活にかかる予算もいまいちわかっていませんでした。

複数あった通帳をそれぞれ確認するのは面倒に感じられたし、また、使いすぎているような気がして、知ること自体が怖かったことをよく覚えています。その結果「なんとなく」で管理をしていました。それからしばらく経ち、意を決してすべての通帳の残高をきちんと確認してみました。

すると、思っていたよりはお金が残っていてホッとしました。一方で貯金はどんどん減っており、使いすぎていたこともわかったのでひやりともしました。それでも、知らないでいたときよりも、ずっと安心したのです。

今は、インターネット上で残高を確認することもできます。手続きが必要なものもあるので、この機会にすべての通帳をネット上で確認できるように設定・手続きしておくのがおすすめです。

お金の全体像を把握する。――面倒で緊張する作業です。でも、毎年この時期の習慣にして、来年の貯金計画を作ってみませんか。


 

習慣2. 来年の「ご祝儀用新札」を用意する

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2つめの習慣は「来年のご祝儀用新札を用意しておくこと」です。

結婚式にお呼ばれしたとき、新札をその都度用意していますか? 銀行へ行き、両替をするのは手間がかかりますよね。さらに、たまにしかないことなので、その都度やり方を検索する方も多いのではないでしょうか。そう考えると、お呼ばれのたびにやり方を検索し、銀行まで足を運んでいることになります。“チリツモ”で結構な時間と手間がかかっています。

私は、毎年12月に翌年のご祝儀用新札をまとめて用意しています。予算は10万円。お呼ばれが続いたり、家族で出席するといったことがなければ、だいたい3回分の金額です。

あらかじめ用意した新札を、お呼ばれのときに使うもの(袱紗やバッグなど)と合わせてまとめておきます。こうすれば、必要なときにすぐに使えます。なお、前年に用意したご祝儀予算は、そのまま貯金用口座に回すことでお金も貯められます。

年末という区切りのいい時期を選ぶと忘れにくいです。また、お年玉用の新札も同時に用意できるので、時期としてはぴったりだと思います。

▽冠婚葬祭グッズの管理については、こちらのコラムで詳しく書いています。

《出番の少ない冠婚葬祭グッズの収納は「まとめる」「Doで考える」がポイント!急なときも慌てないために》
 

 

習慣3. レシートを捨てる

3つめの習慣は「レシートを捨てること」です。

家計簿をつけよう! と意気込んで、溜め込んでしまったレシートはありませんか。
きちんと記録しているけれど念のため取っている。いつか書こうと思って1ヵ所にまとめている……。さまざまな背景があると思いますが、私は集まったレシートをまとめて年末に捨ててしまいます。

こうした「できていないこと」は、無意識のストレスになります。翌年に持ち越さないように、一気に捨てると気分もすっきりします。
ただし、本当に残しておきたい領収書などを誤って捨てないように、翌年は「大事なものボックス」を用意しておくのもおすすめ。飽きっぽくてなかなか続かない人は、こうした区切りをうまく活用してみましょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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