正月太りが気になる人必見!砂糖不使用の発酵あんこなら、あんこ餅も気兼ねなく食べられる!

料理・グルメ

 発酵あんこバタートースト

2021.01.01

もうすぐお正月。お正月の定番といえばお餅。その中でも特に「あんこ餅が大好き」な筆者なのですが万年ダイエッターの身としては正月太りが気になるところ…… あんこって砂糖がドバっと入るイメージで味もかなり甘くて、それをお餅につけるとなるとかなりの糖質を摂取することになります。 そこで今回紹介するのが砂糖を一切使わないのに甘い「発酵あんこ」です。

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「発酵あんこ」とは?

発酵あんこ

小豆、米麹で作る砂糖を一切使わない餡子のことです。
甘酒を作るように60℃ぐらいでじっくり発酵させ甘みを出していくため、砂糖を一切使っていないのに甘い餡子になるんです。
米麹に含まれるビタミンB群には、肌の再生やコラーゲンの生成などの美肌効果が期待でき、さらにオリゴ糖には腸内環境を整える働きもあります。

「発酵あんこ」と「粒あん」の栄養成分を比べてみました!

<発酵あんこ>100gあたり
173kcal
たんぱく質7.3g
脂質1g
炭水化物32.7g
糖質27.4g

<粒あん>100gあたり
244kcal
たんぱく質5.7g
脂質0.6g
炭水化物54g
糖質48.3g

発酵あんこカロリーは粒あんの約30%OFF、糖質は約40%OFFにもなるんです!
お餅も糖質が多いので、あんこで糖質とカロリーを抑えられるのはうれしいかぎりですよね。

発酵あんこの作り方

発酵あんこ(材料)

<材料>

・小豆…200g
・米麹(乾燥)…200g
・塩…ふたつまみ
・水…5カップと適量

<作り方>

発酵あんこ

発酵あんこ(渋きり)

1.小豆を洗い鍋に入れ、小豆が被るまで水を加えて火にかける。沸騰したら5分ほど小豆を煮て渋切りをします。5分経ったら火を止め、ザルにあけ煮汁を切る。

発酵あんこ

発酵あんこ

2.炊飯器に渋切りした小豆をいれ水を4カップと塩を加え、玄米モードで小豆が簡単に指でつぶれるくらいの柔らかさになるように炊き上げます。

発酵あんこ

3.炊きあがった小豆に水1カップを加えよく混ぜてから米麹を加えます。
※米麹は温度が高すぎると発酵しないので、炊き上がった小豆の温度が高い場合は、小豆を60~65℃まで冷ましてから米麹を加えます。

発酵あんこ

4.炊飯器を保温にしてフタを閉めずに濡れ布巾をかけ約8時間発酵させます。
(途中2~3時間ごとに混ぜ、布巾が乾いているようなら濡らします)

発酵あんこ

約3時間経過の発酵あんこ
少し米麹の粒がつぶれてきています。この時点で水分が飛びあんこが硬い場合は水を加えます。
目安は米麹と小豆を混ぜたときくらいの硬さにします。発酵あんこ

※水を加え混ぜた状態

発酵あんこ

約6時間たった発酵あんこ
小豆と米麹がだいぶつぶれ、この時点で味見してみるとほんのり甘さを感じるくらいになります。

発酵あんこ

約8時間たった発酵あんこ
米麹の粒がつぶれ、食べるとしっかり甘さを感じられるくらいになったら完成です。この時点で甘さが足りないときは水を加え、保温を続け1時間~2時間発酵させます。

発酵あんこの日持ちと保存方法

発酵あんこ

冷蔵の場合は保存容器に入れ2~3日程で使い切りましょう。
保存袋に入れ小分けにして冷凍することも可能です。解凍の際は冷蔵庫で解凍します。

※保存の際の注意点※
以前、夏に発酵あんこを作り、発酵後に粗熱を冷ますために常温に数時間置いていたら、発酵が進みあんこが酸っぱくなってしまったことがあります。粗熱がとれたらすぐに冷蔵庫または冷凍庫へ

お餅に飽きたら試してみて!「発酵あんバタートースト」

発酵あんバタートースト

お正月にお餅に飽きた場合におススメなのが「発酵あんバタートースト」。
カリッと焼いた食パンにたっぷりの発酵あんことバターをのせ再度トースターでバターを溶かして完成です。
これにきな粉をかけておいしいです。

是非今年のお正月に作ってみてくださいね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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