レンコンの選び方と保存のコツ!調理法次第でホクホクにもシャッキシャキにも!#野菜ソムリエいけごまの知恵袋

料理・グルメ

2021.01.21

1年を通して売っているレンコンですが、旬は秋から冬にかけて。実は一番美味しい時期がこの期間なんです。ビタミンCや食物繊維が豊富で、健康・美容に期待でき、調理法次第で食感の変化を楽しめるのが大きな魅力です。野菜ソムリエいけごまが、おいしいレンコンの選び方と保存のコツをお伝えします。

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おいしいレンコンの選び方

れんこん

おいしいレンコン選びのポイントは「形」「穴」「切り口」です。
特によく注目してもらいたいのが切り口!
新鮮なものと、古くなったものでは切り口の見た目が全然違います。

新鮮なレンコン

れんこん

新鮮なレンコンは、切り口が白く瑞々しいです。

古くなったレンコン

れんこん

色が悪くなり、表面が乾燥しています。

れんこん

保存状態が悪いとカビが生えたりすることも……。切り口の状態は要チェックのポイントです!

チェックポイント

  • 肉質がち密で硬く締まり、太くまっすぐなもの。
  • 穴が均一で、切り口が小さく白いもの。
  • 肌の色は自然な白~淡黄色で、色ムラがないもの。

れんこん

新鮮で乳白色のレンコン。肌が滑らかで味と食感がよく、とてもおいしいんですよ。

保存のコツ

れんこん

レンコンの保存で大切なのは乾燥を防ぐこと。
カットしたものは、ラップで包み冷蔵庫で保存し、早めに食べきってください。

丸ごとや土付きのものは、濡れた新聞紙に包み、ビニール袋に入れて保存すると長持ちします。

チェックポイント

  • カットしたものは、ラップでつつみ冷蔵庫で保存。早めに食べきること。
  • 丸ごとや土付きのもは、乾燥を防ぐため、濡れた新聞紙で包みビニール袋に入れて野菜室で保存するとよい。

ホクホク! もっちり! シャキシャキ! 調理法によって食感が変わる

れんこん

レンコンは、下準備によって食感が変わるおもしろい食材!

ホクホク感を楽しみたいなら、時間をかけてじっくり加熱。もっちり感を楽しみたいならすりおろして。
シャキシャキ感を出したいなら酢水に2~3分つけるのがポイントです。

調理の豆知識

  • 切った後すぐ酢水につけ、2~3分置くと、色がきれいに仕上がる。
  • 酢につけるとシャキシャキ食感になる。
  • 煮物などホクホク感を出したい料理の際は、酢につけない。
  • 茹でる際に少量の酢を加えると白く仕上がる。
  • 長時間つけると、ビタミンCが流失するので注意。

栄養

手出典:o-dan.net

レンコンに含まれる主な栄養素のひとつ「ビタミンC」。
免疫力を高め、コラーゲン生成を促すビタミンとしても注目されています。
一般的に熱に弱い性質のビタミンCですが、レンコンは加熱してもビタミンCが壊れにくいのが魅力。

また切ったときに糸を引くのは、タンパク質や脂肪の消化を促進して胃腸の働きを助ける多糖類の1種によるもの。
食物繊維も多く、整腸作用や血中コレステロール低下作用などがあるといわれているんですよ。
おいしいだけでなく、健康と美容にうれしい効果が期待できる野菜です!

レンコンに含まれる主な栄養素

  • ビタミンC
  • カリウム
  • 食物繊維 

縁起物! レンコンを食べて健康に過ごそう

穴が開いている形状から「先を見通す」縁起物とされているレンコン。
お祝い料理に使われており、ちらし寿司やお節料理の煮物など、日本の伝統行事の料理に多く登場する食材です。

コロナウイルスがまだまだ猛威を奮っていますが、ビタミンC豊富で縁起物なレンコンを食べて、健康で元気に過ごしましょう!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

いけごま

いけごま

自宅で作れる手軽な料理や、お酒に合う簡単なおつまみが得意な酒飲み。 旬の野菜や果物の良品の見分け方や上手な保存方法、おいしく食べるコツなどを発信。少しの工夫で生活がぐっと楽しくなる、そんな記事をお届けします。

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