【超簡単1ステップでフルーツ熱燗に変えてみる!】
じつは日本酒は、他のお酒よりもアルコール度数が低く、上質な米と糀、水のみで作られるものも多く温めて少量いただくと体が温まってとてもおいしいんです! でもいきなり熱燗って、ちょっとハードルが高いという方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのが「超簡単フルーツ熱燗」!
【材料と作り方】
・ 氷砂糖 2粒程度※お好みで調整して見てください。苦味が強めのお酒の場合は少し増やすと◎
・ ドライフルーツ※キリッとしたお酒には甘さの強い桃・梨、甘いお酒にはイチゴやレモン等酸味のあるフルーツがおすすめ。添加物が少ないものを選べるとベスト。
コンビニで売っているワンカップ程度の大きさの電子レンジ対応コップに材料を全て入れる。※7〜8分目程度以下にして溢れないようにしましょう。
電子レンジで様子を見ながら2分程度「蓋をしないで」温め、少し温度が下がるまで待ったら完成! スプーンやマドラーで掻き混ぜつつ、楽しんで見てください!
自分材料を買ったり、量を調整するのがなかなか・・・という方におすすめなのが今回私も使った「日本酒カクテルの素 ぽんしゅグリア」です!
国産フルーツが厳選されていて、はっか糖が使われていたり、気軽にフルーツリキュールを作れたりするのですごくおすすめ! ギフトにもおすすめです。
日本酒カクテルの素ぽんしゅグリア:https://ponshu-gria.com/
【簡単日本酒カクテルでより気軽に!】
アルコールにあまり強くない方や、その後の家事が気になってあまり飲めないという方におすすめなのがこちら。割りものを使って、アルコール度数を下げて飲みやすくしてみてはどうでしょう?
どうしても元のお酒の味や、混ぜるジュース、好みで味バランスが変わるので少量ずつ味見しながらがおすすめです。
以前にエルダーフラワーと日本酒のカクテルにローズマリーを浮かべたカクテルをいただきましたが、とてもスッキリと飲みやすくおいしかったです!
【材料と作り方】
・ グラスに半分以下の日本酒 ※日本酒の苦みや酸味が強い場合少し減らすと◎
・ グラス1/4程度のジュースやハーブコーディアル(今回希釈用乳酸菌飲料で試しましたプレーンがおすすめ)
※キリッとしたお酒には甘さの強い桃・梨、甘いお酒やどっしりした味わいのものにはクランベリージュースやレモン等酸味のあるフルーツがおすすめですが此方は量を少なめからスタートする方がおすすめ。
・ グラス1/4程度の炭酸水
・ お好みでハーブをトッピング
少量ずつ混ぜていき、最後にハーブをお好みでトッピング。炭酸が入るので、マドラーで少しかき混ぜる程度でできあがります。
【甘酒日本酒割にしてみよう!】
今でこそ、酒粕を使わない、米麹での甘酒が増えましたが、昔神社で初詣に行った時に飲んでいた甘酒はプーンと酒粕の香りがしていたかと思います。
日本酒の製造工程中に出る酒粕で作られていたくらいですし、同じように米と糀で発酵させて作られる甘酒は日本酒との相性抜群!
甘酒は日本酒には含まれていない栄養素も多いので、体のためにも積極的に取り入れたいところ。ちなみに甘酒も多様化しているので酸味が多めの甘酒を使うと全体的にスッキリ仕上がって、甘いものがあまり得意でない方にもおすすめ。(今回は甘さ抑えめのWAKAZE SOYOKAZEのプレーンを使用。混ぜるお酒が苦みがあったり酸味が強い場合は、甘めの甘酒がおすすめ)
材料と作り方
・ 市販の液状の甘酒 ※濃縮タイプ・ストレートどちらでもOK
・ 日本酒カップ半分
甘酒を、濃縮タイプの場合はカップに1/4程度、ストレートタイプはカップに1/3程度入れます。 少しずつ味見をしながら日本酒を入れて混ぜてください。
濃いめが好きな方は途中で甘酒を足し直してもOK!
「どぶろくのよう」と言う方もいますが、筆者はどちらかと言うとヨーグルトのようだなと思いました。
酸味のある甘酒を使ったからかもしれませんが、とても飲みやすくて驚きました。
電子レンジで温めるのもおすすめです。
WAKAZE SOYOKAZE:https://www.wakaze-store.com/collections/amazake
【終わりに:おまけコラムコロナ禍での日本酒業界】
じつは2020年、東京オリンピックの要素もあり、日本酒業界はずっと拡大傾向にあった輸出にもさらに力を入れるべく準備が進んでいた年でした。
でも、コロナによって飲食店の夜間営業が度々停止、日本酒の業界は大打撃を受けていました。
本来、お酒の出荷量を下げるため、米の買い付け量を下げるなどの対応方法も取れるのですが、多くの蔵元はその土地に100年以上根付き、農家さんとも密接に関係を維持して成り立ってきていたため、買い付け量を下げず、取引農家さんへの打撃を与えないようにところが多かったと聞いています。
その間に、本来お酒を作るはずが、除菌用に使えるアルコールを作ってみたり、通常は酒屋さんや飲食店に下ろすところを、自社から直接消費者さんの自宅まで販売できるサイトを立ち上げたりして大幅な体制刷新をされている蔵もお聞きします。地元に行かないと手に入らない銘柄が買えるようになり、日本酒ファンとしては嬉しい変化でもありました。
味はどんどんと良質なものを生むための努力が続いており、昔々飲んだ、ただおいしくなくて酔っ払う日本酒に遭遇することは、今はほとんどなくなってきたと思います。
是非「日本酒飲まず嫌い」だった方は、こういった日本酒のアレンジからでも親しんでみてもらえたら、日本酒ファンの筆者としては嬉しいです。
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