発売前から話題沸騰! 彩りのよさが自慢の「ひろし」
「じつはこちらの商品、発売前から問い合わせが殺到しているんです」と話すのは、三島食品株式会社の広報・長井友美さん。
「販売前からネットニュースで取り上げていただいたこともあり、『私もひろしです』というお声から、『妻の名前がゆかり、私の名前がひろしです』というご夫婦までいらっしゃって。反響の大きさに驚いています」
そんな「ひろし」の特徴は、次の3つだと長井さん。
- 広島県産の広島菜を100%使用!
- 素材のよさを生かし、彩りがいい!
- アレルギー物質指定28品目不使用!
「広島菜は、私たち三島食品の地元である広島ではよく知られた野菜です。長野県の野沢菜、九州の高菜とともに、日本三大菜のひとつなのですが、全国的にはまだあまり知られていません。広島菜の知名度をもっとあげたいということで、広島菜だけのふりかけを作りました」
青菜は加工の工程で色が悪くなりがちですが、乾燥の仕方を工夫することで彩りのよさをキープ。「彩りのよさはポイントです!」と長井さんは太鼓判を押します。
「ひろし」のおいしい食べ方とは?
おなじみの「ゆかり」と同じように、ほかほかごはんに混ぜて食べるのが王道の楽しみ方。もちろん、おにぎりにしてもおいしくいただけます。
「ほかにも、ゆでたもやしに適量和えて副菜にしたり、卵に加えて卵焼きにするのもおすすめです。味がついているので、ほかの調味料を加えなくてもおいしくできるんですよ!」(長井さん)
また、大根おろしにしょうゆ代わりに加えて、焼き魚に添えるのもおすすめだそう。鮮やかな青菜の色味が加わり、食卓が華やかになります。お弁当の色みを増やしたいときにも重宝しそうですね!
なぜ男性名? 「ひろし」誕生秘話
実は「ゆかり」「かおり」「あかり」には、「三姉妹」という公式の設定があります。昨年「うめこ」が登場したときには、「三姉妹との関係は?」「四姉妹?」などとSNSで話題になりました。
今回の「ひろし」発売についても、「なぜ男性名?」「ゆかりとの関係は?」などSNSで盛り上がっています。実際のところはどうなのでしょうか?
「じつは、初めは『ひろこ』で検討していたんですけど、弊社社長のなかでしっくり来なかったところがあったようでして。ひろしまなの『ひろし』だとすっきりきたということがあって、この名前になりました」(長井さん)
三島食品の公式動画によれば、「ひろし」は寡黙ながらも、勝手に広島菜大使を名乗って広島県の特産品をアピールしてまわるというミッションを背負ったアツい男だとのこと。三姉妹とどんな関係なのか、想像を広げるのも楽しいですね!
ちなみに、「私の名前のふりかけも作ってほしい!」との問い合わせが多く寄せられたことから、同社では「ふりかけ四姉妹メーカー」を開発。自分の名前が入ったオリジナルパッケージ画像を作ることができます。構想から1年かけて昨年7月にリリースした際には、アクセス集中のためにサーバーが落ちてしまったこともあったとか。作った画像はSNSのプロフィールなどに利用可能なので、ぜひ一度チェックしてみてください。
教えてくれたのは
三島食品株式会社
原料となる素材選びから、品質管理、製造方法、販売方法にいたるまで、商品に対する徹底した厳しい姿勢を貫く食品メーカー。おなじみのふりかけ「ゆかり」は1970年に発売。よい原料を追求した結果、「ゆかり」の原料・赤しその品種開発にも取り組み、新品種を開発して品種登録をしている。
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