生活の動線上に収納場所を決める
上着なら帰宅後、荷物をどこに置いて上着を脱ぐのか、子どもたちの動線を観察して収納場所を決めるのがポイントです。よく脱ぎっぱなしの洋服が置いてある場所があるのなら、その近くに収納場所を決めるのもおすすめです。玄関、リビング、洗面所と使いやすい場所は人それぞれ。使いやすい場所はどこなのか? 家族に問いかけて収納場所を決めてください。我が家の場合、帰宅後の手洗い後上着を脱ぐので、洗面所を収納場所にしています。
朝脱いだパジャマも、リビングの床やソファの上に脱ぎっぱなしになっていることが多かったので、子どもたちが幼稚園、小学校低学年の頃はリビングに専用のかごを置いてパジャマ入れにしていました。今は、洗面所のキャスターワゴンを収納場所にしています。
ラクにできる収納の仕組みを作る
収納場所を決めたら、ラクにできる収納の仕組みを作ります。子どもにとっては、ハンガーに上着を掛ける動作は、ハードルが高いかもしれません。我が家では、洗面所の壁面収納のフックに掛ける収納にしています。
朝起きて脱いだパジャマは洗面所にキャスターワゴンを置いて、パジャマをポイっと入れてもらうようにしています。収納のハードルが高いと、片付けが続かないので、掛けるだけ、放り込むだけ、と片付けのハードルを下げたら、子どもたちも片付けに協力してくれるようになりました。
ベルトや帽子も掛ける収納で片付けしやすく
洋服だけでなく、ベルトや帽子などの小物もリビングに散乱していることが多かったので、洗面所の壁面に掛ける収納の仕組みを作りました。掛けるだけなら子どもでも戻しやすいですし、どこに何があるか一目瞭然です。
子ども服の脱ぎっぱなしを防ぐために我が家で実践していることをご紹介しました。子どもの片付け問題は子育てと同じで、根気がいる問題ではありますが、簡単な仕組みを作って、片付けたら気持ちがいいんだ! ということを体感してもらう、また逆に片付けていないとこういうときに困る、ということを体感してもらう、この繰り返しが大切です。まずは掛けるだけ、放り込むだけの簡単な片付けの仕組みからスタートしてみてくださいね。