パンケーキの生地は、ポイントをしっかり押さえると失敗しない!
ポイント1:卵黄に材料を加えたらムラなく混ぜる!
卵を割り、卵黄と卵白に分けます。卵黄は1個分、卵白は3個分使います。卵黄に牛乳、ハチミツ、バニラオイルを加え、ゴムベラとミキサーを使ってムラにならないように混ぜます。
ポイント2:乾燥卵白を入れると泡に安定感が!
別のボウルに、グラニュー糖、乾燥卵白を入れます。
乾燥卵白だけ入れると、ダマになりやすいので、グラニュー糖とあらかじめ混ぜておきます。
プロの豆知識
乾燥卵白は、卵白を特殊な技術で加工して乾燥させ、粉末状にしたものです。加工の過程で加熱処理がしてあり、これを生の卵白に加えることにより、卵白の濃度が濃くなり、生の卵白のみで作るメレンゲよりも、泡に安定感が出ます。焼いた時に泡が潰れにくくなって、しぼみにくいふわふわのパンケーキを作ることができます。
ポイント3:薄力粉は振るっておくと、ダマにならない
薄力粉は、ダマにならないように振るっておきます。
ポイント4:レモン汁の酸も、泡を安定させる!
乾燥卵白とグラニュー糖を卵白に加えます。溶けやすいよう、3回に分けて入れ、その都度ミキサーでよく混ぜます。レモン汁も加えます。
ボウルをひっくり返しても落ちてこないくらい、きめ細かくしっかりしたメレンゲを作っておきます。ここで、しっかり泡だてておくことがポイントです。
プロの豆知識
卵白はアルカリ性ですが、泡は中性に近くほど安定します。そこで、レモン汁を加えることで、酸によって卵白が中性に近づき、よりしぼみにくいパンケーキを作ることができます。
ポイント5:薄力粉を加え、しっかり混ぜることで、さらにふっくら
薄力粉を加え、ゴムベラで混ぜます。この時、メレンゲと薄力粉をしっかり混ぜておくことで、泡が薄力粉でコーティングされ、補強され、さらにしぼみにくいパンケーキになります。
さらにミキサーで泡だてながら混ぜ、ひっくり返しても落ちないくらいにします。
この時、しっかり混ぜてとかないと、粉っぽいパンケーキになります。
ポイント6:メレンゲと卵黄を混ぜる時はさっくりと、泡を潰さずに
メレンゲを卵黄に少し入れて、ゴムベラでしっかり混ぜ、乳化の核を作ります。これで、メレンゲの気泡が潰れにくくなり、混ざりやすくなります。
次に、残りのメレンゲを一気に加え、ゴムベラでさっくり混ぜていきます。
ここで少しずつメレンゲを入れてしまうと、卵黄の濃度でメレンゲの気泡が潰れやすくなります。
混ぜすぎても、泡が潰れやすくなるので、加減を意識しながらさっくり混ぜましょう。