【板前の裏技】お店のようなふわっふわのパンケーキの作り方!しぼみにくくするプロの技とは?

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 【板前の裏技】しぼまないパンケーキを作るプロの裏技! 乾燥卵白、レモン汁、焼き加減がポイント!パンケーキを焼いているところ

2021.05.22

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もくじ

材料はこれだけ
ホイップバターを作っておけば、タッパーで冷蔵保存可能!
パンケーキの生地は、ポイントをしっかり押さえると失敗しない!
ポイント1:卵黄に材料を加えたらムラなく混ぜる!
ポイント2:乾燥卵白を入れると泡に安定感が!
ポイント3:薄力粉は振るっておくと、ダマにならない
ポイント4:レモン汁の酸も、泡を安定させる!
ポイント5:薄力粉を加え、しっかり混ぜることで、さらにふっくら
ポイント6:メレンゲと卵黄を混ぜる時はさっくりと、泡を潰さずに
焼き加減も、ふっくら仕上げるためのポイント
ポイント1:弱火で焼くと焦げにくく、ふっくら
ポイント2:生地は数回に分けて、重ねるように、高く積む!
ポイント3:水を少し入れて、蒸し焼きに!
ポイント4:つまようじで確認し、絶妙な焼き加減に!
シュガーパウダーをかけて、ホイップバター、メイプルシロップを添えて。ホイップバターがパンケーキによく合う!
教えてくれたのは:岩野上幸生さん

パンケーキの生地は、ポイントをしっかり押さえると失敗しない!

ポイント1:卵黄に材料を加えたらムラなく混ぜる!

卵を割り、卵黄と卵白に分けます。卵黄は1個分、卵白は3個分使います。卵黄に牛乳、ハチミツ、バニラオイルを加え、ゴムベラとミキサーを使ってムラにならないように混ぜます。

卵黄に材料を加える出典:www.youtube.com

ポイント2:乾燥卵白を入れると泡に安定感が!

別のボウルに、グラニュー糖、乾燥卵白を入れます。

乾燥卵白出典:www.youtube.com

乾燥卵白だけ入れると、ダマになりやすいので、グラニュー糖とあらかじめ混ぜておきます。

乾燥卵白とグラニュー糖を混ぜる出典:www.youtube.com

プロの豆知識

乾燥卵白は、卵白を特殊な技術で加工して乾燥させ、粉末状にしたものです。加工の過程で加熱処理がしてあり、これを生の卵白に加えることにより、卵白の濃度が濃くなり、生の卵白のみで作るメレンゲよりも、泡に安定感が出ます。焼いた時に泡が潰れにくくなって、しぼみにくいふわふわのパンケーキを作ることができます。

ポイント3:薄力粉は振るっておくと、ダマにならない

薄力粉を振るう出典:www.youtube.com

薄力粉は、ダマにならないように振るっておきます。

ポイント4:レモン汁の酸も、泡を安定させる!

乾燥卵白とグラニュー糖を卵白に加えます。溶けやすいよう、3回に分けて入れ、その都度ミキサーでよく混ぜます。レモン汁も加えます。

レモン汁を加える出典:www.youtube.com

ボウルをひっくり返しても落ちてこないくらい、きめ細かくしっかりしたメレンゲを作っておきます。ここで、しっかり泡だてておくことがポイントです。

しっかりしたメレンゲを作る出典:www.youtube.com

プロの豆知識

卵白はアルカリ性ですが、泡は中性に近くほど安定します。そこで、レモン汁を加えることで、酸によって卵白が中性に近づき、よりしぼみにくいパンケーキを作ることができます。

ポイント5:薄力粉を加え、しっかり混ぜることで、さらにふっくら

薄力粉を加え、ゴムベラで混ぜます。この時、メレンゲと薄力粉をしっかり混ぜておくことで、泡が薄力粉でコーティングされ、補強され、さらにしぼみにくいパンケーキになります。

小麦粉をヘラで混ぜる出典:www.youtube.com

さらにミキサーで泡だてながら混ぜ、ひっくり返しても落ちないくらいにします。

小麦粉を入れた状態でミキサーで混ぜる出典:www.youtube.com

この時、しっかり混ぜてとかないと、粉っぽいパンケーキになります。

ポイント6:メレンゲと卵黄を混ぜる時はさっくりと、泡を潰さずに

メレンゲを卵黄に少し入れて、ゴムベラでしっかり混ぜ、乳化の核を作ります。これで、メレンゲの気泡が潰れにくくなり、混ざりやすくなります。

メレンゲを少し卵黄に加える出典:www.youtube.com

卵白を卵黄に少し入れてしっかり混ぜる出典:www.youtube.com

次に、残りのメレンゲを一気に加え、ゴムベラでさっくり混ぜていきます。

残りのメレンゲも加えさっくり混ぜる出典:www.youtube.com

ここで少しずつメレンゲを入れてしまうと、卵黄の濃度でメレンゲの気泡が潰れやすくなります。

混ぜすぎても、泡が潰れやすくなるので、加減を意識しながらさっくり混ぜましょう。

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