モヤモヤスッキリ術でパワーダウンに対処
女性の体は男性と比べると筋肉量も体力も劣るにもかかわらず、生物学的な要因に振り回されがちです。毎月の生理や妊娠出産、閉経などでホルモンのバランスが崩れるとイライラもしますよね。
心も体も疲れると、つい人に当たってしまったり余裕がなくなったりしてしまいますが、そんなパワーダウンを感じたときに役立つ対処方法を考えてみたいと思います。
題して、モヤモヤスッキリ術!
モヤモヤスッキリ術(1)ホメダイアリーづくり
日本人は「ホメ」が苦手といわれますが、自分のことをホメていますか? 積極的に自分の良いところを探してみましょう。
「昨日より気持ち良く起きることができた」
「レジの人に笑顔で話しかけることができた」
このような”ぷちホメ”で構いません。たくさんあると思いますよ。
見つけた後のポイントは、”目に見えるように記録に残す”ことです。たとえば、手帳を愛用している方は、お気に入りのメモ帳を使うと楽しいかもしれません。いつも持ち歩くスマホが使いやすければ、カレンダーやメモ機能などを活用しても良いでしょう。
続けるうちに、自分は価値のある存在だと知ることができたり、自分の魅力に気付いたりすることができると思います。
モヤモヤスッキリ術(2) 人のホメポイントさがし
自分に余裕のないときは特に、周りへ批判的になってしまうものです。あえて人の良いところを探してみましょう。「あの人は表情が優しいなぁ」、「皆、信号を守ってえらいなぁ」など、どのような視点でも良いですよ。
こちらは、特に記録に残さなくても構いません。日ごろから気に掛けることが大切です。また、ホメポイント探しに慣れてきたら、相手にそのホメポイントを伝えてみましょう。人に直接”伝える”ということもとても大切なんですよ。
モヤモヤスッキリ術のポイントは、アップデートとキャッチボール
なぜ、これらがモヤモヤスッキリ術になるのでしょうか。
まず、自分のホメダイアリーを作ると、ネガティブイメージをポジティブイメージで上書き保存できます。ネガティブイメージは心の中で勝手に大きくなるものですので、その成長を止めるためにも意図的に感情をアップデートします。
また、他の人の良いところを探し、伝えると、良い気持ちのキャッチボールができる可能性があります。人のコミュニケーションは鏡のようなものですので、あえて自分からポジティブイメージを示してみると、相手の気持ちに良い変化が見られたり、それが好意となって返ってきたりします。
まとめ
人が変化をしようとするときはつい焦ってしまいがちですが、のんびり続けてみることが大切です。モヤモヤスッキリ術が習慣になると、今までよりも考え方に余裕ができると思いますよ。
職場でモヤモヤに負けそうなときには、ぜひお試しくださいね。