持ち物の数を把握しよう
例えば、キッチンに保存容器はどれくらいありますか? どれくらいもっているか把握していないのに、新たに購入したりしていませんか? キッチンの片付け作業の際、保存容器を全部出して、その量の多さに驚かれるお客様は多いものです。モノが増えてしまう原因の多くは、何を、どれだけ持っているか把握していないことにあります。まずは、何をどれだけ持っているかしっかりと把握することが大切です。持っている数を把握していれば、むやみに買い足さなければ……と不安になることもなくなり、二度買いや買いすぎを防げます。
自分にとってちょうどよい量『適正量』どうやって見極める?
今の暮らしに必要な数を意識する
キッチンの保存容器なら、家族の人数、食事作りの頻度などで、必要な数が変わってきますよね。適正量はライフスタイルによってそれぞれです。実際に自分が使っているモノと持っていると安心するモノの数を意識すると、自分にとってちょうどよい量『適正量』が見えてきます。自分にとってちょうどよい量『適正量』が分かれば、収納に必要なスペースも分かります。『適正量』を見極めることができたら、それ以上増やさないように心がけることで、モノの管理がラクになり、片付けもしやすくなります。
収納スペースに入る分だけ!と枠を決める
家の中のモノのすべての数を意識するのは大変なので、収納スペースに入る分だけ! と枠を決める方法もおすすめです。収納スペースに合わせて持つ量を決めると、モノが増えすぎた際、溢れて片付けがしにくくなるので、持つ量を自然と意識でき、増えすぎ防止につながります。
キッチンの適正量を意識した収納
食器
食器は、食器棚に収まる分だけ持つということを意識しています。我が家の場合、日々の食事に使う食器は決まっているので、使いやすい食器を、使いやすい場所に収納して、スムーズに出し入れできるよう、詰め込みすぎないようにしています。食器好きな方の場合、食器の種類ごとに、収納する場所を分けて収納すると、どんな食器をどれくらい持っているか把握しやすいので、増やしすぎないように意識できるのでおすすめです。
キッチンツール
同じ用途のキッチンツールがたくさんあって、取り出す際、お目当てのキッチンツールが取り出しにくいなんてことありませんか? 使いたいときにサッと取り出せるよう、使用頻度の高いモノほど、取り出しやすい場所にゆとりをもって収納しましょう。
洗面所の適正量を意識した収納
タオル
タオルは、家族の人数、洗濯頻度などを考慮して。我が家の場合、最低20枚程度あれば十分なので、使い倒してくたびれてきたら買いかえるようにしています。
洗剤、シャンプーなどのストック
日常使いの洗剤やシャンプーなどのストックは、洗面下の無印良品の追加用ストッカーを定位置にして、ここに収まる分のストックしか持たないようにしています。洗剤、シャンプーなどの収納場所は1カ所集中だと、在庫管理もスムーズです。
スッキリ片付けやすい部屋づくりを実現するには、自分にとってちょうどよい量『適正量』を見極めることが大切です。ライフスタイルの変化に合わせて、自分にとって心地いい暮らしの為に、『適正量』を意識してみてくださいね。