材料
- 豚バラ肉 100g
- キャベツ 180g
- ピーマン 30g
- 人参 30g
- しめじ 50g
- もやし 70g
- サラダ油 適量
- 塩 (食材の総重量に対して0.6%)
- 料理酒 15g
- 濃口醤油 5g
- オイスターソース 20g
- ごま油 5g
- 黒胡椒 適量
下準備
1.野菜はそれぞれ洗って、キッチンペーパーで水分をふき取っておき、キャベツは火を通すと水分が蒸発してキャベツが縮むため、大きめの一口大に切り、キャベツの葉脈部分は薄くスライスします。人参は短冊切り、ピーマンは太めの千切りにしましょう。
ムラなく火を通すためになるべく大きさを揃えて切るのが大切です!
2.もやしの芽とひげ根をひとつひとつ取り除いたほうがベスト!
作り方
1.キャベツを油をひいたフライパンに入れ、弱火で蒸し焼きしていきます。
2.アルミホイルを取り、さらに炒め、9割火が通ったキャベツを順にザルにあげましょう。
3.ピーマン、人参、しめじもそれぞれ個別に炒め、火の入り具合を見ながらザルにあげていきましょう。
4.ほぐした豚肉に一つまみの塩を加えて炒めます。
5.肉に8割程度火が通ったら、野菜をすべてフライパンに戻し、もやしを加えて炒めてください。
6.全体が混ざったら火を止めて、料理酒、塩、醤油、オイスターソースを入れ、最後に香りづけのごま油、ブラックペッパーを加えて完成です。
(調味料は塩分を先に入れると水っぽくなってしまうため、料理酒を先に入れて炒めましょう)
ここがワンランク上!
- 炒め時間をそれぞれ調整しているため、野菜や豚肉の水分が保たれている
- 野菜のシャキシャキ食感
- 炒め過ぎていないため、ボリューム感がある
- 水分調整ができているので、味付けがぼやけない
一気に野菜を全部炒めるのが通常の作り方だと信じていた方には驚きの調理法だたのではないでしょうか。それぞれの素材のポテンシャルを最大限に活かす調理をすることで、最高においしい野菜炒めを作ることができます。手間暇をかけて、ワンランク上の野菜炒めを目指しましょう。
今回教えてくれたのは、岩野上幸生さん
岩野上 幸生(いわのうえ こうせい)さん
1985年生まれ。長崎県出身。18歳から料理の修行を始め、24歳で独立。現在は東京で飲食店を複数手がける人気料理人となり、企業コンサルティングや料理の技術指導なども手掛け、マルチに活躍中。YouTubeチャンネルの「飲食店独立学校 /こうせい校長」では、さまざまな料理のテクニック、役立つ情報を発信している。YouTubeチャンネル登録者数30万人。