着ようと思ったら服がシワシワ
朝着ようと思っていた服を着てみたら、結構シワがすごかった……そんな経験はありませんか? 「アイロンなんてかけている時間はないので、脱いでまた違う服を選んで着る」となると、それだけで結構なロスタイム。そんなトラブルを未然に回避するために、今回は普段からシワにならない洗濯方法をご紹介します。
【注意ポイント1】脱水時間を短めにする
洗濯の最後に強く脱水しすぎてしまうと、洗濯物は水分がなくなりシワシワの状態になります。この状態で乾かすと、洗濯物のシワがしっかり残ってしまいます。
この状態を防ぐためには、脱水時間をなるべく少なくすることがポイント。だいたい脱水開始から1~2分ほどで取り出します。そしてすぐに洗濯ものを干してください。すると残った水分が重みになり、洗濯物のシワは伸びます。
いつもの洗濯も脱水の時間を少し気にしてあげるだけで、シワを軽減させることができます。
しっかり脱水したほうがいいものは、シワが気になる服を取り出したあとでしっかり脱水してくださいね。
【注意ポイント2】洗濯物はたたまない
シャツなどシワが気になる服はハンガーに干し、そのまま収納することも有効的です。たたむ手間も減り、何よりたたみジワがつかないのでおすすめですよ。
部屋のスペース的に、たたまなければ収納が難しい場合もありますよね。そんなときはたたんだ洗濯物を引き出しなどにいれる際に、キレイにたたんでから立てて収納しましょう。立てていれることで、すぐに目的の洋服を見つけやすく取り出しやすくなり、引き出しの中で散乱せずシワを防ぎます。
それでもできてしまったシワは?
日々の生活の中でシワができないようにしていても、できてしまった場合はどのようにしたらよいのでしょうか。できてしまったシワの解決方法をご紹介します。
【解決方法1】一旦濡らしてから乾かす
洋服についてしまったシワはそのままの状態で引っ張ったりしてもなかなかとれません。急いでシワを伸ばしたい場合は、霧吹きなどで水分を少し含ませます。そしてシワを伸ばした状態でアイロンで乾かしてみてください。
ただしアイロンを使う場合は、生地の素材などに気をつけてくださいね。熱に弱い生地だと、アイロンで乾かす際に縮んだりしてしまう場合があるため、低温にしたりあて布をしたりして気をつけましょう。
【解決方法2】お風呂場に干す
翌日に着ようと思っている洋服のシワが気になるときには、家族が入り終わった後の浴室に洋服をしばらくかけておいてみてください。すると加湿器のような状態になり、洋服全体に水分がつきます。しばらくたったら、洋服を浴室から取り出して、シワを伸ばした状態で干しておきます。すると翌日にはシワが軽減されますよ。
今回ご紹介したシワを予防する方法は、難しい方法でも高い道具を買うものでもありません。日々の生活の中で気軽にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。