著書『見るだけでパっと決まる!男子ファッション最強図鑑』が、大人気のスタイリスト山本あきこさんに、男性はついやりがちだけど、実はちょっとダサくみえたり不誠実に見えたりしてしまう、女性から見た男性ファッションNGポイントを教えていただきました。見た目がすべてではないけれど、見た目の印象もやっぱり無視できませんよね。
【NGポイント1】春のストールは絶対ダメ!
冬のマフラーは、アウターの上から襟を盛ってくれる、防寒としてもおしゃれとしても最強アイテムなのですが、似ているアイテムのストールは絶対NGです。
ストールとは、マフラーより大判で薄手のもので、春先には多く出回ります。しかし、ストールを取り入れたファッションは女性からは「遊んでそう」「チャラそう」に見え、警戒されてしまうアイテムです。
襟元にボリュームを出したいときは、シャツやパーカーを選びましょう。
【NGポイント2】靴先がとがっているのはNO
女性へのアンケートでとにかく不評だったのが、先っぽが尖った革靴でした。こちらも「チャラそう」「遊んでそう」というイメージがあり、頑張っている感も出てしまうので痛い印象になってしまいます。靴を履いた時に、指先が届かない部分が3cm以上あるものはトンガリさんに見え、また先端が反っているものも同様にチャラく見えるので、避けたほうがベターです。
足元は、レザースニーカーやレザースリッポンがおすすめ。女性が大人の男性に求めるのは、やんちゃより誠実さです!
【NGポイント3】ポッケに直接財布はやめて
よくボトムスのお尻のポケットに財布を入れてる方がいますが、これもNGにさせてください。ズボンのポケットが劣化するのが早くなるうえに、前から見てもアンバランスになりがち。若い頃ならいざ知らず……アラフォーの男性陣は財布は、上質なバッグに入れて持ち歩いて。
バッグを購入するときは、トゥモローランドやエストネーションなどのセレクトショップでちょっといいものをセレクトするのがおすすめです。
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あなたのパートナーに当てはまるものはありましたか? パートナーにモテてほしいわけではないけれど、爽やかで清潔感のあるファッションをしてもらうと嬉しいと感じるのは本心。まずは上記の3点で当てはまるものがあるなら「やめてほしいな」と伝えてみるといいかもしれません。
教えてくれたのは:山本あきこさん
スタイリスト、ライフ&ファッションスタイリスト協会代表。
ファッション誌や広告など多くのスタイリング経験を生かし、「モデルではなく一般の人でもプロのスタイリストに気軽に相談できる場をつくりたい」と2013年より毎月個人向けのパーソナルスタイリングやスタイリングを教える講座などを開始し、独自のコーディネート理論を確立。以来、予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れない」スタイリストに。これまでのクライアント数は1万人以上にのぼり、作ったコーディネート数は30万を超える。
著書『見るだけでパっと決まる! 男子ファッション最強図鑑』(かんき出版)には、男性が身につけると好感度が上がるアイテムやファッションテクなど、知っておくだけでオシャレになれる情報が満載!