「まだ着るかもしれない」としまったままの服はない?服を捨てられない人が重視すべきたった1つのポイント

家のこと

 服を捨てられない人が重視すべきたった1つのポイント

2021.07.12

汚れた服や着ていない服でも、なかなか捨てることができないという人はいませんか? 手放す基準は人それぞれではありますが、なかなか捨てられない人が抑えるべきポイントがあると整理収納コンサルタントのおおのよりこさんは言います。そのポイントとは?

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クローゼットの中にこんな服はありませんか?

シミがついてしまって着るのに抵抗のある服。
みなさんのクローゼットにもあるかもしれませんね。

こんな服はありませんか?

シミ抜きをしてまだ大切に着るか、はたまた「お疲れ様」の気持ちをこめて処分するか。着ることがなさそうだけどとりあえずクローゼットにしまっておくというパターンも……。
シミに限らず、全然着ていないけれど、捨てられない服もあるかと思います。

人によって捨てる基準はさまざまですから、何が正解・不正解というものはありません。
でも、着ることのないままクローゼットの中に入れっぱなしにしてしまうのはただただ虫に食われるのを待つだけ……。それじゃあ服もかわいそう! そう思いませんか?

「まだ着られるかもしれない」と思って捨てずにいるのですが、何かしらの理由があって着ないままになっているはず。次にその服を着る日は来るのでしょうか?

ポイントは「気に入っているかどうか」

気に入っているかどうかをポイントにする

汚れやくたびれが目立つものはまだ捨てやすいですよね。
でも「まだ着られる」状態のものはやはりみなさん悩まれます。
着られない状態になっていれば捨てられるのに……という方は実は多いのです。

そんなときには「気に入っている・気に入っていない」をポイントに考えてみましょう。
本当に気に入っているならば、この先も着ることがあるはずです。
でも、気に入っていないのならばきっとこの先もその服に手が伸びることはないと私は思います。

「着られるか・着られないか」で判断してしまうと、よほどボロボロにならない限りは残す選択になります。
その服がシミ抜き(ケア)してでも着たいかどうかで判断しましょう。
ご自分の意志で決めない限り、ただ持ってるだけの布になってしまいます。

先ほども言いましたが、気に入っていないのにクローゼットにしまいっぱなしにしてしまうのは「処分できる状態待ち」なのです。服もかわいそうですし、クローゼットもかわいそう。
何より、その状態が続けば不要な服で溢れかえってご自分にも負担になってしまいます。

クローゼットは放置して熟成させておく場所じゃなく(笑)、お気に入りの服を並べて入れる場所にしたいですね。

なかなか捨てられない人は服に対して罪悪感を持ってしまう優しい人が多いのですが、手放すことを恐れないでください。
手放すことでまた新たな出会いもあるかもしれませんよ。恋愛みたいですね(笑)。

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著者

おおのよりこさん

おおのよりこ

片付かなくてお困りのおうちへご訪問をして、片付く仕組みや家族みんなが暮らしやすい空間を、整理収納で叶える整理収納コンサルタント。 ちょっとしたことでもストレスが減り快適になる、家族みんなが笑顔で暮らせる、それが片付けのメリットという信念とともに、「片付けは苦行ではなく楽しむもの」という考えを普及すべく活動中。

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