材料
・玉ねぎ……1個(スライス)具材用
・オリーブオイル……適量
・オリーブオイル……適量
・にんにく……1個(すりおろし)
・生姜……15g(すりおろし)
・カットトマト……100g
・玉ねぎ……1個(すりおろし)
・塩……8g
・トマト……5個(湯むき)
・鶏もも肉……540g
・クミン……3g
・コリアンダー……3g
・ターメリック……3g
・クローブ……1g
・濃口醤油……5g
・ウスターソース……5g
作り方
1.フライパンでスパイス類を乾煎りしておきます。(クミン、コリアンダー、ターメリック、クローブ)
2.スライスした玉ねぎをオリーブオイルを熱したフライパンで軽く飴色になるまで炒め、ボウルに取り出しておく。
3.オリーブオイルを追加し、玉ねぎを炒めたあとの旨味をこそげ落としながら、すりおろしたニンニクと生姜を炒めたら、カットトマトを追加し、水分を飛ばしながら加熱していきましょう。
4.さらにすりおろした玉ねぎを入れて、水分を飛ばしながら炒めたあと、スパイスを加えて粉っぽさがなくなるまで炒めていきます。
5.そこへ、湯向きして小さくカットしておいたトマト、塩を入れ、ほどよく水分が出てきたら、2で炒めておいたスライス玉ねぎを入れましょう。ほどよく混ざったら、5分間蓋をして弱火で蒸し焼きにすることで野菜から水分を引き出します。
6.一口大に切って、事前に皮目をパリッと焼いておいた鶏にもも肉をフライパンに加えたら、濃口醤油、ウスターソースで味の調整をして、蓋をして20~30分かけて弱火で煮込んでいきましょう。(焦げ付かないように、5分に1回は混ぜて、フライパンの底を返しながら煮込みます)
7.味見をしてちょうどいい酸味になったら、火を止めて、タッパーに移していきます。
(少し、味が薄め、水分が多いと感じる程度でもOK)
乾燥を防ぐためにカレーの表面にラップをしてから蓋をして、冷蔵庫で1日寝かせておきましょう。
8.鍋に食べる分量を入れて、加熱。鶏肉がしっかり温まり、ちょうどいい濃度、塩分になったらご飯にかけて完成。
究極の無水カレー、いかがでしたか。1日しっかり寝かすことによって野菜や鶏肉の旨味がルーにしっかり溶けだして、よりおいしいカレーに仕上がります。水も加えず素材の水分だけで作っているので、素材の美味しさを存分に感じられること間違いなし。スパイスをお好みで調整して、自分だけのオリジナルカレーにチャレンジするのもおもしろいですよ。
今回教えてくれたのは、岩野上幸生さん
岩野上 幸生(いわのうえ こうせい)さん
1985年生まれ。長崎県出身。18歳から料理の修行を始め、24歳で独立。現在は東京で飲食店を複数手がける人気料理人となり、企業コンサルティングや料理の技術指導なども手掛け、マルチに活躍中。YouTubeチャンネルの「飲食店独立学校 /こうせい校長」では、さまざまな料理のテクニック、役立つ情報を発信している。