そうめんを茹でる時にこんなことやってない?
もしあなたがそうめんを茹でる時に下記のようなことをやっていたら……せっかくのそうめんが美味しくなくなっているかも!
- 茹で時間は「なんとなく」決めている
- 茹でているときに「さし水」をしている
- 茹でるときにそうめんをずっとかき混ぜている
- 茹でた後、麺が絡まないように「氷水に長くつけて」いる
もし心当たりがある人は、この記事を読んで「本当に正しいそうめんの茹で方」をマスターしてくださいね!
美味しさが劇的に違う!そうめん「基本の茹で方」
基本すぎてあまり見返さないそうめんの基本の茹で方。これを守るだけでもだいぶ違います。
- 2束(100g)に対して1リットルのたっぷりの湯を沸かす ※めんの重さの十倍量を目安に
- 沸騰した湯に麺をバラバラと広げて入れる
- 入れたらすぐに、麺がくっつなないようにさえ箸で軽く混ぜる
- 途中ふきこぼれそうになったらさし水ではなく火力を調節するか泡をすくう
- 茹でる時間は「袋に記載されている通り」か、それよりもほんのすこし短めがおすすめ
- 茹で上がった麺はすぐにザルに移し、冷たい流水でもみ洗いして表面のぬめりをとる
- 氷水に数秒さらして麺をしめる
そうめんの茹で方は家庭によって「さし水を入れる」「途中で火を止める」などさまざまな方法がありますが、実は一番美味しい茹で方は基本の方法できっちりつくることです。
茹でる時のポイント
さい箸でかき混ぜるのは「最初だけ」
めんを入れたらくっつかないようにさい箸で軽くまぜます。
そのあとはあまり混ぜずお湯の対流にまかせるような感じにすると麺が切れませんよ。
拭きこぼれは火加減の調整で
うどんなどをゆでる場合にはさし水をする場合もあると思いますが、そうめんの場合にはNGです。
そうめんは麺が細く、すぐ茹で上がるため、さし水ではなく火加減の調節でふきこぼれを防止してください。
さし水をすると温度が下がって再沸騰する前にゆで時間に到達してしまうなどの可能性があり、かえって美味しさが半減してしまうこともあるからです。
そうめんは数秒のゆで時間の差で美味しさが変わってくるので、時間をオーバーしないようにゆで上げるのがおすすめです。
氷水にさらしすぎない
また、そうめんのコシをしっかり出そうとして氷水にさらしすぎるのも良くありません。
冷やしすぎるとめんの風味が感じられにくく水っぽい香りになってしまうので、さっと氷水にさらすようにしてみてください。意外と知らない人が多い「そうめんの基本の茹で方」。
しっかり基本を踏まえるだけで見違えるほどおいしいそうめんになりますよ!