夫の収入だけでは子どもの習い事の継続が難しい
今回のご相談者さんは、「パートを退職したことで収入が減ってしまい、夫の収入だけでは子どもの習い事の継続が難しい」と感じているご様子です。ご相談内容を見てみましょう。
パートの人間関係に疲れて退職したら、夫の収入だけでは足りなくなりました。
夫の収入だけでは子どもの習い事の費用を支払うのが厳しいです。子どもは7歳と5歳で、英語とピアノをやっています。2人分なので月に3万円ぐらいかかっています。親の都合で習い事をやめさせるのも申し訳なく、借り入れも検討しています。
借り入れをして習い事を継続した方がいいか、やめさせた方がいいか迷っています。
夫の収入だけでは足りないと感じた時に考えること
今回の相談者さんはパートを退職したところ、「夫の収入だけでは子どもの習い事費を捻出するのが難しくなった」と感じているご様子です。
お子さんが楽しく習い事をしているのに、「親の収入が足りなくなったから習い事をやめてほしい」と子どもに伝えるのも気が引けるという親心も分かります。
だからといって、借り入れをしてまで「習い事を継続させるべきか」というのは悩みどころなのではないでしょうか。
このような時に、見直してほしいポイントは以下の2つです。
1.今後仕事を再開する予定はあるか
相談者さんは、今回パートを退職したということですが、今後お仕事を再開する予定はないのでしょうか。
人間関係に疲れてしまい、今後は専業主婦を希望するということでしたら、当面は夫の収入のみということになりますので、厳しいようですが習い事を継続するのは難しいと判断できます。
借り入れをして一時的に習い事を継続できても、長期的に継続することは難しいと考えられます。
それならば、借り入れをせず、残念ですが習い事はやめた方が賢明でしょう。
長期的に収入が減少することが見込まれますので、習い事だけでなく、今後の教育費などに不足が出ないかも確認する必要があります。
しかし、少し休養したのちに、また仕事を再開する予定があるのであれば、収入が不足するのは一時的と判断できます。
一時的な資金不足であれば、焦って習い事をやめさせる必要まではないかもしれません。仕事を再開するまでの期間を考えて、習い事を継続するための対策が取れないか考えてみましょう。