洗濯機になんとなく服を入れるのはNG!汚れがスッキリ落ちる“洗濯物を入れる正しい順番”とは

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2021.09.02

洗濯機も古くないし、洗剤も適量入れている、なのに汚れ落ちがイマイチ……なんてことありませんか? もしかしたらそれ、洗濯物を入れる順番が間違っているのかもしれません! 洗濯は生活に欠かせないからこそ、仕上がりを左右する基本のテクニックはちゃんと知っておきたいもの。そこで、家事代行のプロ集団、ベアーズさんが監修した「暮らしが本当にラクになる!ベアーズ式家事事典」(アスコム)より、知っていそうで知らなかった、洗濯の基礎知識について教えてもらいました。

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もくじ

洗濯機に洗濯物を入れるコツがある!?
コツその1 「洗濯物は大きくてかさばるものから入れる!」
コツその2 「洗剤&柔軟剤は正しく量る!」
お風呂の残り湯を使うなら、覚えておいてほしい!
デリケート衣類を洗濯機で洗うときのコツ
コツその1「ファスナーやボタンはちゃんと止める」
コツその2「洗濯槽の中で、平らになるように入れる」
今回教えてくれたのは……家事代行サービス ベアーズ

洗濯機に洗濯物を入れるコツがある!?

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色柄物やデリケートな素材は分けているけれど、それ以外は全部一緒に洗っている、という人がほとんどですよね。この「それ以外の洗濯物」をよりきれいに仕上げるためのコツを2つ紹介します。

コツその1 「洗濯物は大きくてかさばるものから入れる!」

洗濯機(タテ型)は、洗濯槽の中で水流を起こして汚れを落としていきます。この水流が大きいほど、汚れ落ちが良くなるため、重心をなるべく下にする必要が。そのため、大きくてかさばるバスタオルなどを先に入れ、靴下などの小さくて軽い物は最後に入れると、水流の回転があがり、洗浄効果もアップするというわけなんです。

洗濯物は大きくてかさばるものから入れる

コツその2 「洗剤&柔軟剤は正しく量る!」

洗剤や柔軟剤は、メーカー表記にしたがって正確な量で使用しましょう。洗剤や柔軟剤が多すぎると、すすぎで落としきれず、汚れを含んだ液体が服に残ってしまいます。それが黒ずみの原因になることも。また目分量で入れることで、洗剤が足りず、汚れ落ちが悪くなることもあるので注意しましょう。

お風呂の残り湯を使うなら、覚えておいてほしい!

節約やエコのために、お風呂の残り湯を洗濯に使う人も多いですよね。でも、それは「洗い」だけにしてください! そして、ぜひ温度が高いうちに再利用するのがおすすめです。冷めた残り湯よりも、汚れ落ちがアップしますよ。

ただし、「すすぎ」に使ってしまうと、残り湯に含まれた垢や汚れが洗濯物に付着して、においの原因になる事があるのでやめておきましょう。

お風呂の残り湯を使うなら、覚えておいてほしい

余談ですが、洗濯物のにおいが気になる時は、「洗濯物の入れすぎ」にも注意。洗濯物が多すぎると、洗剤がまんべんなく行き渡らず、汚れやニオイが残ってしまいます。これを防ぐためにも、洗濯槽に対し洗濯物は「7割程度」にしておくことを覚えておきましょう。

デリケート衣類を洗濯機で洗うときのコツ

デリケートな衣類は、ネットに入れれば十分だと思っていませんか? それだけじゃ、型崩れは防げないんです! そこで、安心して洗濯機で洗えるコツを2つ紹介します。

コツその1「ファスナーやボタンはちゃんと止める」

型崩れを防ぐために、ファスナーやボタンのある場合は、しっかり全部とめましょう。汚れがある場合は、その部分が外側になるように畳んでから、ネットへ入れて。ビーズなどの装飾品がある場合は、それを守るように裏返しにして畳んでください。

ファスナーやボタンはちゃんと止める

コツその2「洗濯槽の中で、平らになるように入れる」

できるだけ不要な摩擦を避けるために、洗濯槽の中で洗濯物が平らになるように、入れてください。洗濯コースはもちろん「デリケート洗い(おしゃれ着、ドライなどメーカーによる)」を選択。洗剤もデリケート洗い用を使ってください。

洗濯槽の中で、平らになるように入れる

もし、デリケートな衣類をより長持ちさせたいなら、洗濯機より手洗いを。洗濯によるダメージを最小限に抑えられます。
 

洗濯の基本は「服を傷めず、キレイにする」こと。キレイに洗えた服を着ると、自分自身の気持ちが良くなるだけでなく、周囲の人にも清潔で健康的な印象を与える事ができますよ。

今回教えてくれたのは……家事代行サービス ベアーズ

「がんばる女性を応援したい」という思いで、1999年に誕生した、日本初の家事代行・育児サービス会社。長年の経験を生かし、実際に現場で使っている技術などをまとめた、令和の家事バイブル「「暮らしが本当にラクになる!ベアーズ式家事事典」(アスコム)」を監修し、話題に。

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