あなたのご家族に男性がいる場合、トイレではどのように用を足しているでしょうか? ライオン株式会社が先日行った調査結果によると、小用を足すスタイルとして、立ちションではなく、座りションが6割を越えて主流になっていることが判明しました。
男性の座りションが増加している背景として、立ちションから座りションへ切り替えた(座りションスイッチをした)という男性が49%にのぼることがわかりました。切り替えた理由は「トイレを汚さないため」という意識が上位を占めているようです。
トイレで立ちションをすると、床や壁などまでにも汚れが飛びはねることもあり、家族から気をつけるように言われている場合も多いのかもしれませんね。
また物心ついたときから座りションをしている男性(座りションネイティブ)も11.9%いて、特に20代に多いようです。
床や壁は汚れなくなったけれど……
男性の座りションが増えてきているのは、トイレ掃除を担当する機会の多い方には朗報ですね! でも座りションをすることで、トイレがまったく汚れないというわけではなく、汚れる場所が変わっただけのようです。
ライオンが、4人家族の、1日分の座りションを想定した実験を行ったところ、座りション1回でも便器のフチ裏や便座裏にかなりの尿ハネがあり、水洗後も汚れが残ったままだということが分かりました。
家族4人、1日分の尿は便器の内側でぐるっと1周跳ねており、特にフチ裏と便座裏に多く尿ハネしていることがわかりました。
こちらの「座りションは尿ハネしないの?実験」の様子は動画でも公開されています。
座りションをする男性が増え、床などが汚れなくなったことは嬉しい限りですが、その分便器のフチ裏や便座裏などが汚れやすく、その部分の掃除は必要なようですね。
男性のご家族が立ちションではなく座りションをするようになったときは、トイレ掃除の際に便座裏や便器のフチ裏などを入念に掃除することを覚えておきたいところです。
掃除するべき場所については男性にも伝えて、家族にもぜひ掃除してもらえるといいですね!
【調査概要】ライオン・男性の小用スタイルに関する実態調査2021
・調査主体:ライオン株式会社
・期間 :2021年6月18日(金)~6月21日(月)
・方法 :インターネット調査
・対象 :20~60代の男性1,500名