便器内のトイレ掃除に必要なのはコレとトイレットペーパーだけ!?
トイレは用をたす際に飛び散る尿がさまざまな場所に飛び散り、ニオイの原因になります。尿汚れはアルカリ性なので、弱酸性の「クエン酸水」を吹き付けると中和されて汚れが落としやすくなり、ニオイも抑えられますよ。
100円ショップには「クエン酸水」というものが売っていますのでそれを使うか、または水200mlに小さじ1のクエン酸の粉末を混ぜたものをスプレーボトルに入れて作ることもできます。すでにトイレ用洗剤があればそれでも構いません。
便器内はこすらずつけ置きでラクラクお掃除
便器の汚れで気になるのが黄ばんだ“尿汚れ”。尿に含まれるカルシウムが固まって尿石になり、蓄積してしまうとなかなか落ちません。がんばってゴシゴシこすればいいと思いがちですが、なるべくカンタンに掃除したいですね。
そこでオススメなのが、クエン酸水(またはトイレ用洗剤)のつけ置きです。便器のフチ裏に、クエン酸水をまいて、トイレットペーパーで蓋をします。その上にさらにクエン酸水を上からかけ、20〜30分置きましょう。乾燥しないようにトイレの蓋はしめてくださいね。
20〜30分経ったら水を流せばおしまい。これだけで便器内の汚れはほとんどキレイになり、ニオイも抑えられますよ。
フチ裏に黒ずみが残るときは?
トイレのフチなどに、それでもとれないような汚れがある場合は「トイレハイター」を使いましょう。先ほどと同じように、「トイレハイター」を含ませたトイレットペーパーでフチ裏に蓋をして、2〜3分置いた後流します。
ハイターを使う際には、クエン酸水やトイレ用洗剤と混ざると危険です。決して混ざらないように、クエン酸水をよく落としてから「トイレハイター」を使いましょう。
意外にもこすらなくていいことが分かると、重い腰も上がるのではないでしょうか?
教えてくれたのは……タスカジ ハウスキーパー ミホさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」で、掃除と整理収納部門で活躍。ナチュラル洗剤から今話題のお掃除グッズまで、日夜独自に研究。各家庭に合わせた、丁寧なお掃除と心のこもった収納アドバイスでリピーターも多数。100円ショップや身近な道具を使った家事が得意で、主婦目線の簡単で続けられるテクニックが好評。取材歴多数。時短家事コーディネーター。『タスカジさんが実践! 快適! キッチンのスゴ技 収納・しくみづくり・掃除・料理: 時短!家事ラク! お役立ちアイデア集』(徳間書店)でも掃除のワザを多数紹介。
取材協力:タスカジ
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