答え:「キャベツ」
正しい読み方は、「カンラン」です。キャベツの別名です。「甘藍」には、葉牡丹という別名の意味もあります。
なぜ、甘藍や玉菜と呼ばれるようになったのでしょう。
「カンラン」と呼ばれ始めたのは、キャベツが日本に入ってきた江戸時代といわれています。このときのキャベツは今のように結球型や食用でなく、今の葉牡丹の形に近いと言われており、観賞用でした。江戸末期に入ってから結球型のモノが輸入されるようになり、キャベツは「玉菜」、タマナと呼ばれたそうです。
スーパーなどでキャベツを購入するときに、新鮮なモノを選ぶのにはポイントがあります。
「新鮮なキャベツ」を選ぶポイントは、葉の色つやと切り口で見分けることです。外葉の色が濃く、葉がみずみずしくツヤのあるモノを選びましょう。
〈新鮮なキャベツを選ぶポイント〉
・外はが濃い緑色で、芯の切り口が新しいもの。
・持ったときに、ずっしり重いもの。
・カットのものは芯の切り口が黒ずんでおらず、芯の高さが全体の3分の2以下のもの。
ぜひスーパーに行った際はキャベツの漢字表記と併せて、新鮮なキャベツの見分け方も思い出してくださいね。