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【クイズ】「所謂」ってどう読んでる?  #40代の新常識向上委員会

カルチャー

 「所謂」を「しょせん」と読んでない?

2021.05.02

当たり前に使っていた言葉や、自分の中で疑うことのなかった常識が、もし間違っていたとしたら……。悲しいかな、恥をかくだけ。40代の大人には、もう誰も親切に指摘してくれません。だからこそ、「40代にありがち」「今さら聞けない」「もしかして時代遅れ!?」な常識をあなたに変わって徹底調査! 最新の大人のマナーや常識をアップデートしていきます。

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連載:【40代の新常識向上委員会】もしかして間違ってる!? 自分の知識をアップデート! 

クイズ:「所謂」なんて読む?

「所謂」なんて読む?

「しょせん」と読みたくなるこの単語。

なんて読むか知っていますか? 実は「しょせん」とは全く違う意味なんです!

 

答え「いわゆる」

「所謂」は、その昔「謂う所の」という文を、一気に読んで「いわゆる」まで短くなったという背景があります。
意味は「世にいわれている。世間でいう」という意味です。
例文を出すと「あの人は、所謂、美人だ」など、ポジティブな印象をつけることができます。

対して、よく読み間違われている「所詮(しょせん)」。

所詮の意味は、最後に落ち着くところ。つまるところ。など、否定的な意味を持っています。
例文に落としてみると「あの人は、所詮、あの程度の美人だ」と、相手を陥れている感情が見え隠れする文章に。

二つを比べたら、一目瞭然ですよね。読み間違えが多い熟語ですが、使い方を間違えると相手に失礼な言い回しになってしまうので、気をつけて!

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