連載記事

【正しく読めてる?】「はりつけ」って読んでない?「貼付」何て読む?  #40代の新常識向上委員会

カルチャー

2021.03.26

当たり前に使っていた言葉や、自分の中で疑うことのなかった常識が、もし間違っていたとしたら……。悲しいかな、恥をかくだけ。40代の大人には、もう誰も親切に指摘してくれません。だからこそ、「40代にありがち」「今さら聞けない」「もしかして時代遅れ!?」な常識をあなたに変わって徹底調査! 最新の大人のマナーや常識をアップデートしていきます。

広告

連載:【40代の新常識向上委員会】もしかして間違ってる!? 自分の知識をアップデート! 

クイズ:「貼付」なんて読む?

貼付 なんて読む?

書類などで見かける「貼付」の文字。

「はりつけ」って読んでいませんか?

もちろん、意味としては合っているので伝わるのですが……

 

答え「ちょうふ、てんぷ」

「はりつけ」と呼びたい時は、「貼り付け」とそれぞれに送り仮名をつける必要があります。「貼付」も「貼り付け」も意味は同じなので、つい混合してしまいがちですよね。

ただ、「てんぷ」と読んだ場合、添えるという意味の「添付」と間違われやすいので、注意してください。
「添付」とは「補足として添えること」を表します。
「貼付」の場合は物理的に「貼り付け」ることが必要です。

例えば「提出する用紙に、別紙をテンプしてください」と会話の中で出てきた場合。

「貼付」ならテープやホッチキスなどで留める必要がありますが、「添付」なら同封や一緒に提出すると考えられます。文章なら漢字を見て判断できますが、口語の場合は誤解をうむ可能性も。

その場合……

「提出する用紙に、別紙を糊で貼付してください」

「提出する用紙に、別紙を同封で添付してください」

などと一言付け加えてあげると、誤解がなくなり親切な表現になりますよ。

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
saitaとは

連載記事

【40代の新常識向上委員会】もしかして間違ってる!? 自分の知識をアップデート! 

広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る