【クイズ】おせちに「海老」が入っている理由は?
答え「長生きの象徴だから+α」
エビを漢字で書くと「海老」。そう、海の老人と書きます。
エビは長い髭があり、くるっと丸まった体が特徴です。そこから、年配者の長い髭や、腰が曲がった様子を想像できるので「長寿」の象徴として、おせちの定番メニューになりました。
そして、もう一つ。
おせちはもちろん、披露宴などの慶事にも「有頭海老」がよく使われていますよね。豪華な見栄えになるのはもちろんですが、実はちゃんとした理由があります。それは、目が飛び出しているから。そう「めでたし」な食材だから、というわけなんです。
さらに、もう一つ!
エビは、何度も脱皮を繰り返す生き物なので、「新しいことにチャレンジする」「新しく生まれ変わる」「新しく出直す」など。人生の節目を後押ししてくれるイメージと重なることから、縁起のいい食材として重宝されています。
最後に、ダメ押し!
おめでたいことといえば、紅白カラー。エビは調理すると、鮮やかな赤色になるので、新年の幕開けに相応しい食べ物である、というわけなんです。
エビはまさに、縁起物の中でも群を抜いている、ラッキーパワー食材ですね。
文/池田ゆき
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