クイズ:「黒子」なんて読む?
「黒子」とみると舞台袖で待機している黒装束の方を思い浮かべませんか?
正しくは「くろこ」ではありません!
答え「ほくろ、こくし」
はるか昔、黒子(ほくろ)は、「母糞(ははくそ)」と呼ばれていたそうです。お母さんの体内でついたカスという意味でした。それがどんどん変化し……ホクロ呼ばれ、「黒子」という漢字があてがわれたそうです。
ホクロは医学用語では「こくし」と呼ばれています。知っていると、ちょっと鼻が高いかも!?
そうなると、疑問に出てくるのが歌舞伎などに登場してくる、黒装束の裏方の方々ですよね。本来なら「黒衣」と書いて「くろご」と呼ばれていたそうですが、漢字も読みも正しくない「黒子(くろこ)」がいつの間にか浸透し、一般化してしまったのだそうです。
蛇足ですが、大人気漫画「黒子のバスケ」は、主人公の名前が、黒子テツヤということで、このタイトルに。大きなほくろがあるわけでも、影で暗躍するわけでもありませんよ(笑)!