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【正しく読めてる?】小3で習うはず!?「具に」この漢字読めますか?  #40代の新常識向上委員会

働く・学ぶ

2021.03.31

当たり前に使っていた言葉や、自分の中で疑うことのなかった常識が、もし間違っていたとしたら……。悲しいかな、恥をかくだけ。40代の大人には、もう誰も親切に指摘してくれません。だからこそ、「40代にありがち」「今さら聞けない」「もしかして時代遅れ!?」な常識をあなたに変わって徹底調査! 最新の大人のマナーや常識をアップデートしていきます。

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連載:【40代の新常識向上委員会】もしかして間違ってる!? 自分の知識をアップデート! 

クイズ:「具に」これ、なんて読む?

クイズ:具に 読めますか?

小学3年生習うはずの「具」という漢字。

送りがながつくと……何と読むかわかりますか?

意外とみんな読めないこの漢字の読み方、もちろん「グニ」ではありません!

 

答え「つぶさに」

普段の生活ではあまり使うことはあまりない……と思いきや、仕事での報告書や改まった文章では、案外使うことが多い言葉。そのため、ぜひ正しい意味を知っておきたい単語です。

【具に】を調べてみるとと……

面白いことに、同じ読みで同じ意味の漢字が2つ出てきます。

【具に】=【備に】【悉に】

上記の3語全て、同じ意味。「細かいところまで詳しく。詳細に。また、すべてをもれなく。ことごとく」という意味なんです。

熟語の使い方としては「現状を調査して、具に報告します」「具に点検して、事故のないよう努めます」など。

ここで間違えて「具に」を「ぐに」と呼んでしまうこと意味がチンプンカンプンですよね。
つぶさに、ならわかるはずです。

「具に心を奪われる」という文章なら、おにぎりの具に興味があるのではなくて、心の全てを持っていかれた、という意味になります。

パソコンやスマホを使うと、漢字変換が容易にできてしまうので、つい難関漢字を使いがちです。
ですが、自分が正しく理解していなかったり、誤解を招くと思われるなら、ひらがな表記にするのが親切かもしれませんね。

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