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【クイズ】「過半数を超えた」どこがおかしいがわかる? #40代の新常識向上委員会

カルチャー

2020.11.22

当たり前に使っていた言葉や、自分の中で疑うことのなかった常識が、もし間違っていたとしたら……。 悲しいかな、恥をかくだけ。40代の大人には、もう誰も親切に指摘してくれません。だからこそ、「40代にありがち」「今さら聞けない」「もしかして時代遅れ!?」な常識をあなたに変わって徹底調査! 最新の大人のマナーや常識をアップデートしていきます。

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連載:【40代の新常識向上委員会】もしかして間違ってる!? 自分の知識をアップデート! 

問題:「過半数を超えた」どこがおかしいがわかる? 

過半数を超えた、どこがおかしい?

「過半数を超えた」どこがおかしいかわかりますか?
違和感を覚えないで、気付かずに使っている方もいるのではないでしょうか。

正解をチェック!

答え「意味が重複している」

「過半数」と言った時点で、半数を超えていることは明確です。そこに「超える」という言葉を加えることで、同じ意味を二重に繰り返しているんです。これを「二重表現」というのですが、この場合の正しい文は「過半数だった」。これだけで、十分正しい意味を表現できます。

同じような二重表現の文章は、他にも

「後で後悔する」

「頭痛が痛い」

この二つも、よく見ると同じ意味を二度繰り返しているんです。文章にすると間違いに気が付きやすいのですが、話し言葉だと、つい雰囲気やその場流れで、知らない間に使っている場合も。

そうならないためにも、会話の中で感じるちょっとした違和感を大切にしましょう。「なんだか言い方が、周りくどいな……」と感じたり、「この人気がついてないな……」という周りの人の嘲笑に似た視線を感じたら、気がつかないうちに、あなたは二重表現を使っているのかもしれません。

文/池田ゆき

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