季節の変わり目は自律神経が乱れる?
夏から秋に移り変わるこの時期。こんな症状はありませんか?
- イライラする
- 疲れやすい
- やる気が出ない
- 便秘、下痢など胃腸トラブル
- よく眠れない
- 身体が冷える、むくむ
これらは寒暖差やストレスなどによる自律神経の乱れからくる不調と考えられます。
自律神経とは?
自律神経とは、私たちの意識とは関係なく働いている神経のこと。
呼吸・循環・代謝・体温調節・胃腸など24時休みなく働き、無意識に調整してくれています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、脳の視床下部から司令が送られ、この2つの神経がシーソーのようにバランスを保っています。
交感神経は活動しているとき、副交感神経はリラックスしているときに働く神経です。
寒暖差やストレスなどが原因となり2つの神経のバランスが乱れることで、心と身体の不調が起きやすくなります。
現代は、パソコンやスマホの普及により交感神経が優位になり緊張、興奮している時間が長いため、意識してリラックスする時間を作ることが大切です。
自律神経を整えるには?
自律神経を整え健やかな毎日を過ごすためには、運動・睡眠・食事。そして、呼吸がとても大切です!
自律神経は、無意識で働いているため、コントロールできませんが、唯一、呼吸を通して私たちがコントロールできると言われているため、呼吸法が大切です。
そして、背中がこり硬くなることで、自律神経の伝達が悪くなり内臓の働きも低下しやすくなるため、呼吸を意識しながら背中を動かすことが自律神経のバランスを整える近道です!
そこで、背中にアプローチするおうちでできるヨガポーズをご紹介します。
ぜひ2ポーズチャレンジしてみてください!
交感神経にスイッチ!後屈ポーズ
【コブラのポーズ】背筋強化・肩背中のコリ解消・姿勢改善
- マットにうつ伏せになります。
- 足は拳一つ分ほど開き、手は胸の横にセットします。
- 息を吸いながら手と足の甲でマットを押し背中を反らします。
- 3〜5呼吸程呼吸を繰り返します。
- 息を吐きながらゆっくりうつ伏せへと戻ります。
【ポイント】
- 肘は後ろに引き、肩甲骨を寄せ合い胸を開きます。
- 耳と肩を遠くして、首を長く保ち肩の力を抜きます。
- 足の甲でマットを押しながら遠くへ伸ばし、全身の伸びを感じます。
副交感神経にスイッチ!前屈ポーズ
【チャイルドポーズ】リラックス・背中、腰、おしり、太もも裏ストレッチ
- マットの上に正座で座ります。
- 息を吐きながら、股関節から折り曲げるように前屈します。
- 肩の力を抜きながら両手を伸ばします。
- 3〜5呼吸ほど呼吸を繰り返します。
- 息を吸いながら、ゆっくり起き上がります。
【ポイント】
- 肩まわりが詰まる方は、手の位置を外に広げたりおでこの下に置いて高さをつくってもOK!
- 股関節周り、お腹周りが辛い方は膝を外に開いてもOK!
- 肩・背中がリラックスでき、呼吸が入りやすいところをを選択します。
【注意事項】
- 体調不良、ケガがある場合は控えます。
- 食後すぐや飲酒後は控えます。
- 違和感がある場合はお休みします。
【ヨガで期待できる効果】
- 自律神経のバランスを整える
- 消化機能アップ
- お腹引き締め
- 骨盤調整
- 姿勢改善
- 肩こり、腰痛解消
- ストレス解消
ヨガを習慣に!
いかがでしたか?
いいこと沢山のおうちでできる簡単ヨガ!
朝の時間やお風呂あがりなど、時間を決めると習慣化しやすいのでオススメです。
習慣化することで、心と身体の状態がわかるようになり、自分自身でその都度調整できるようになります!
ストレスの溜まりやすい季節の変わり目を楽々乗り切り秋を楽しみたいですね。
ぜひお試しください。