親が子どもに言いがちな、子どものやる気を損なう「2つのNG言葉」

家族・人間関係

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2021.10.08

「ダンシング掃除」や「MC型授業」などユニークな教育方法で子どもたちの「やる気」を引き出す”ぬまっち先生”こと、沼田晶弘先生。小学校の先生という垣根を越えて、今では多くのメディアやイベントで活躍されています。今回は小学生のお子さんを持つsaita世代に向けて、子どもの「やる気」を引き出す方法を取材したところ、意外な展開に!

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子どもの「やる気」を損うあの言葉、言っていませんか?

これまで多くの親から、子どもの「やる気」の引き出し方について質問されてきたぬまっち先生。現役の小学校の先生で、子どものやる気を引き出すユニークな授業を行うぬまっち先生には、真っ先に教えてもらいたい内容です。
そこで、子どもの「やる気」の引き出し方について質問したところ、まずは親がつい使ってしまうNGワードについてお話をしていただきました。あなたもこの言葉をお子さんに使っていませんか?

子どもに優しくないNGワードは大人目線のあの言葉

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親がつい言いがちなその言葉とは「早くしなさい!」とのこと。ではこの言葉がどうしてよくないのか理由を伺いました。

「ついつい使ってしまう『早くしなさい』という言葉。ボクも使ってしまう気持ちはよくわかりますが、これは親目線の言葉ですよね。
たとえば、出かける時間が迫っているのにまだパジャマ姿の子どもがいるとします。とにかく急いで欲しい親御さんは『早くしなさい!』と急かしてしまいます。しかし、子どもにとっては、なぜ早くしないといけないのかわからなかったりします。

『早くしなさい』と言ってしまうのは仕方ないかもしれませんが、言ってしまったあとに、なぜ早くしないといけないのか、子どもがわかっているかを立ち止まって考えてみてください。

その言葉を発する前に子どもに説明をしておく必要があった、ということを覚えておいて欲しいのです。
『8時に家を出なくてはいけないからまずは着替えてね。そして、ご飯を食べる時間が〇分、歯を磨く時間が〇分必要でしょう? だから急がないと間に合わなくなるよ』と、なるべく具体的なことを伝える必要があります。
大人は簡単に時間を逆算し、見通しを立てることができますが、年齢によってはそこまで計算できない子もいます。ですから具体的に前もって説明するという作業が必要です」

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