夫の趣味にお金がかかりすぎ…。貯蓄できないときに「妻がするべき3つのこと」#家計のプロ直伝

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 夫の趣味にお金がかかりすぎ…。貯蓄できないときに「妻がするべき3つのこと」#家計のプロ直伝

2021.11.04

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将来の目標を決める

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続いて考えていただきたいのは、将来の目標を夫婦で共有することです。

相談者さんのように「夫が……」あるいは「妻が……」と夫婦のどちらかにお金の問題が生じてしまう原因は、お金についての夫婦のベクトルが合致していないことが原因であることがほとんどです。

何にお金を使い、何にお金を使いたくないのか、お子さんはどのような教育方針のもとに育てていきたいのか、老後は夫婦でどのような生活を送りたいのかなど、将来のベクトルのすり合わせを行いましょう。

その上で、今どれくらいの貯蓄を行いたいのか、そのために趣味の費用はどこまでなら捻出可能なのかなどを具体的に話し合いましょう。

将来の目標に向けて、夫婦で協力し合う体制を作ることができれば、旦那さんと力を合わせて家計をやりくりしていくことが可能になります。

多趣味な夫と生活するには

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多趣味な旦那さんが家計の負担になっているということですが、趣味があるというのは生活に潤いが生まれますから素晴らしいことだと思います。

ただし、お子さんがいらっしゃるということであれば、限度を超えた趣味の費用の捻出は難しくなりますので、ご家族で一緒に楽しめるお金のかからない趣味を探してみるというのも一つの方法です。

多趣味な旦那さんからすべての趣味を取り上げてしまうと、旦那さんのお仕事をするやりがいも奪ってしまうことになりかねませんので、できる範囲でご本人の希望にもそってあげられるようにすると、旦那さんも仕事の意欲を失わずに、家計に協力してくれると思います。

小さなお子さんの子育てだけでも大変だと思いますので、お金の問題まで一人で悩まず、まずは夫婦で相談することから始めてみてはいかがでしょうか。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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