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うまく相手に伝わらない……。説得力がUPする簡単な「話し方のコツ」

家族・人間関係

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 あなたの話が相手に伝わらないのは説得力のなさ!?自分の主張が伝わる「筋道の立て方」

2021.12.06

たくさん伝えたいことがあるのに、なぜか相手に全然届かない。そんな時は、伝えたい情報を絞る勇気も必要です。そこで、『10歳から知っておきたい魔法の伝え方』の著者である、プレゼン先生こと鈴木深雪さんに、相手に伝わる「話の筋道の立て方」について教えてもらいました。

発表がうまくなる! 好きになる! 10歳から知っておきたい魔法の伝え方

発表がうまくなる! 好きになる! 10歳から知っておきたい魔法の伝え方』(日本能率協会マネジメントセンター)
著者:鈴木深雪
価格:1,650円(税込)

脳が一番納得するのは「3」!

脳が納得するのは3出典:stock.adobe.com

人に伝わらないのは、ダラダラと話し続け、肝心なところがぼやけてしまっているから。例えば、夫に家電の購入を相談する時、こんなプレゼンしていませんか?

「『電気調理鍋』が欲しいんだけど。その理由はね……苦手な料理の克服でしょ、平日の夕食の充実化もできるし、家事の負担も減らせる、家族の家事参加率がアップできるでしょ、健康面への気遣いだって必要だよね、お得に購入できるし、デザイン性も高くておしゃれだし、周りの評判もいいみたい……。だから、うちにも導入してみない?」

こんな風に伝えられたら、相手は途中から耳のシャッターが降りてしまうかもしれません。
ではどうしたら、相手に伝わりやすい文章になるのでしょうか?

まずは、3つの「なぜ」を作る

3つに情報を絞る

「人の脳が最も理解・記憶しやすい情報の数は3つと言われています。そのため、たくさんの情報を一度に伝えるより、3つに絞る方が伝わりやすくなるのです」(鈴木さん)

さらに、自分の主張が伝わるように「話の筋道」を作ることが大切です。そのためには、1つの主張を、「3つのなぜ」と「3つのたとえば」で支えます。

まずは「電気調理鍋が欲しい」という主張に、3つの「なぜ」をプラスしてみましょう。

3つのなぜをプラス

つぎに、3つの「たとえば」をプラス

3つの「たとえば」をプラス出典:stock.adobe.com

「『なぜ』の補足に『たとえば』を加えることで、主張により強い説得力が生まれます!」(鈴木さん)

たとえばをプラス

これで家族も納得のプレゼン完成

これで家族も納得のプレゼン完成出典:stock.adobe.com

では、どれだけ説得力がアップしたのが、修正した例文を見てみましょう。

「電気調理鍋が欲しい理由が3つあってね。
1つ目の理由は、平日の夕食が手軽に充実できるからなんだ。たとえば、夜に煮込みを仕込めるから、平日帰ってきてすぐ、手抜きじゃない食事が食べられるの。
2つ目の理由は、健康面。具体的には野菜をたっぷり食べれる料理が作れるんだ。
3つ目の理由は、家事を家族で分担したいの。たとえば、これは電気で火を使わないから子どもでも安全に料理が作れるんだよ」

伝えたい気持ちが先走りすぎて、つい大量の情報を与えがちですが、それは逆効果。伝えたいことに対して、情報は3つまで! と覚えておけば、相手もわかりやすく、よりスムーズに自分の気持ちが伝わります。