4.子ども部屋を作るメリット・デメリット
子ども部屋を作ることは親側もさまざまなメリットやデメリットを検討して作ると思います。実際にメリット・デメリットにはどんなことがあるのでしょうか?
子ども部屋を作るメリット
『子ども個人の学校の荷物やおもちゃ、洋服などがすべてまとめておけて、リビングが散らからない』
『子どものプライベートを確保できる』
『自分で整理整頓を心がけることで、子どもの自立心が芽生える』
外国のドラマでは赤ちゃんの頃から1人で部屋で寝るシーンを見ることも珍しくないですよね。
小さいうちから1人部屋を与えることで、自立を促すことを目的としているようです。
今回のアンケートでも「自分の部屋」というプライベートな空間を持つことで、自分で管理するという意識が芽生えると言う意見もありました。
また、とりあえず散らかりがちな子どもの荷物を「子ども部屋」にすべて収納することで、リビングが散らかりにくいというメリットもあるようです。
子ども部屋をつくるデメリット
反対にデメリットに感じることにはどのようなことがあるのでしょうか?
『親の目が届かないことをいいことに遊んでばかり』
『友達と何をして遊んでいるのか分からない』
個室を与えることで、目が行き届かないと心配する声がありました。
筆者の友人も、子ども部屋で友達と何をして遊んでいるのかが分からず、みんなが帰った後にゲーム機を確認したら2時間ずっとゲームをしていたようだと心配していました。
個室は友達も呼びやすいですが、何をしているのかが分からず、気になることもありますよね。
子ども部屋をつくるタイミングの正解は?
アンケート結果からは、子ども部屋を実際に使うようになるのは、精神的にもしっかりしてくる小学校高学年からという方が多いことが分かりました。
思春期の到来とともにに勉強にも集中できるように個人のスペースが必要との意見も多かったです。
そうは言っても、子どもは一人一人成長の早さや性格が違いますよね。年齢や学年には正解はないと思うのでメリット・デメリットを考慮したうえで、お子さんにとって本当に必要な時期を見極めたうえで作る必要がありそうです。