風呂上りの拭き上げを習慣に
お風呂のカビと水垢は専用の洗剤が必要で、キレイに落とすには時間がかかります。この掃除をしないで済む方法として、整理収納アドバイザーのkayokoさんの著書『暮らしが整う「片付けない」片付け(アスコム 価格:1430円)』では、そもそもカビや水垢の原因になる水分を残さないということをおすすめしています。毎日のお風呂の最後に、水滴を極力拭き取っておくということです。
まず、スクイジーでさっと水滴を落とし、水分をたくさん吸収するタイプのタオルで浴槽、鏡、壁、蛇口、ドアなどを拭きあげましょう。
毎日するのは面倒に感じるかもしれませんが、習慣にしてしまえばたったの5分の作業。カビができたあとの掃除を考えると圧倒的にラクです。
バス用品はマグネットで装着
毎日の拭き上げ作業をラクにするために、道具もお風呂場に置いておきましょう。ただ、お風呂道具も掃除道具も床や棚に直置きするのはNG。カビや水垢の原因になります。
おすすめなのが、通気性を保てるようにフックにかける方法です。もし、お風呂場の壁が磁石がくっつくタイプであれば、マグネット装着もおすすめです。洗面器やシャンプーボトル、水切りワイパーなどにマグネットが内蔵されている便利グッズを活用し、壁に装着しておけば、水気をしっかり切ることができます。マグネットは「使ったら戻す」を簡単にしてくれる効果も!
トイレ掃除は毎日ササっと
トイレは狭い空間なのに、掃除となると大変です。とくに大事なのが便器。とくにフチ裏は、ちょっとでも放置すると頑固な汚れになってしまいます。少しでもためてしまうと、大変な作業に増幅してしまうので、「毎日サッと掃除」を習慣化するとラクです。
トイレットペーパーは3倍長持ちタイプ
家族が多いとトイレットペーパーの交換もかなりの回数になります。そこでおすすめなのが、3倍長持ちタイプのトイレットペーパー。交換頻度が少なくすみ、買い置きしても収納スペースが少なく済みます。
トイレの換気扇にはフィルターを
トイレの換気扇も放っておくと後の掃除が大変なことに! でもフィルターでガードしておけば、お掃除はフィルターを取り換える程度でOK。便利なものをどんどん活用していくことで、時短になると同時に、苦痛なトイレ掃除も気がラクになります。
汚れを一気に掃除しなくてはならないと思うとすごく気が重く、憂鬱な気分になりますが、一度しっかり掃除したあとは、毎日ササっと拭いておくことを習慣にしましょう。そうすれば、頑固な汚れはつきにくく、重労働がなくなります。ぜひ試してみましょう。