中身が見やすく取り出しやすい。わが家にピッタリな「ウォールポケット」の使い方

家のこと

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2022.04.25

細かいものやすぐに使いたいものを、さっと取り出しやすく収納できるウォールポケット。でも使っているうちに、使いづらさを感じることもありますよね。今回はそんなウォールポケットの活用方法を、『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者・三條凛花さんに、詳しく教えていただきました。

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ウォールポケットですっきり見やすい空中収納作り

ウォールポケットを使うと、扉裏や収納内部、クローゼットなどのデッドスペースを生かした「空中収納」を作ることができます。

たとえばわが家では、セリアの透明なウォールポケットを愛用しています。こちらは「ウォールポケット クリア7」。CDサイズのポケットです。
セリアのウォールポケット

たとえば、これは「おしたくポケット」として活用しています。
ハンドタオルや通園・通学用の靴下、ランチョンマットなどにぴったりサイズ。2つくっつけています。



また、片方だけ行方不明になっている靴下の一時保管場所にも便利。透明なので一目でわかります。


こちらは「ウォールポケット クリア21」。カードサイズのポケットです。


カードサイズにはヘアアクセサリーを入れるのにぴったり! ひと目でわかるので便利です。


1ポケットずつ日付スタンプを押して、レシート入れにすることもできます。いつ使ったものなのかすぐにわかります。なお、ポケットは21個しかないため、2つつなげています。おしたくポケットくつしたセリアのウォールポケットヘアアクセサリー

ウォールポケット

このように、5年以上さまざまなウォールポケットを使ってきました。そして、意外と知られていない「お悩み」がいろいろあるのでは、と感じています。

この記事では、そんな意外な困りごととわが家なりのレスキュー方法を紹介します!

お悩み1 ウォールポケットの四隅がパカパカと浮いてくる

1つ目の悩みは、ウォールポケットの四隅が浮いてきてしまうこと。

ウォールポケットはたいてい、上部に穴があいていて、そこにフックを通して引っ掛けます。このとき、四隅が浮いてきてしまうのです。

解決策は簡単。ネットで売られている「魔法のテープ」や100円ショップで手に入る透明な耐震マットを四隅に貼り付けること。

ウォールポケット

これで四隅が固定されて、すっきりとします。

お悩み2 理想のウォールポケットが見つからない

ウォールポケットに収納したいものは人それぞれです。

だからこそ、市販品でなかなか理想のウォールポケットに出会えなかったり、理想のものを見つけたけれど値段が高めで躊躇したりすることも多いのではないでしょうか。

たとえばこれは、セリアが行動圏内になかったころのわが家のカードポケット。


毎日持ち歩かないカードは、すべて玄関前のこのポケットに入れていたのですが、理想のサイズのものが見つからず、ネットで数千円もするウォールポケットを購入しました。

今は「セミ・オーダーメイドでつくろう!」と決めています。ウォールポケット

まず、100円ショップなどで、ポケットがやや大きめのウォールポケットを調達しましょう。そして、入れたいもののサイズに合わせて、ミシンで直線縫いします。

ウォールポケット

これだけで、理想のポケットを備えたウォールポケットが完成します。
作業時間はほんの数分なので、手間もかかりません。

お悩み3 ポケット部分が伸びてしまう

長く使っていると、ウォールポケットのポケット部分が引っ張られて、伸びてしまうことがあります。

こんなときにもミシンが活躍します。なるべく目立たない色を選んで、入れたいものの幅に合わせて直線縫いします。

再び「ぴったりサイズ」になりますよ。

わが家のオーダーメイド・ウォールポケット活用例

わが家では、こんなふうに「オーダーメイド」ウォールポケットを使っています。オーダーメイドだからこそ、マイナーなアイテムにも対応できますよ。

1 ガーデンツール入りの収納ポケット

ウォールポケット

ガーデニングに使う細長いものを入れるポケットです。セリアの「ウォールポケット クリア 7」を3分割するように縫ったことで、細長いものが入るようになりました。

2 ペンが入るウォールポケット

この方法は、ペンや腕時計、細長いヘアアクセサリーといったものの収納にも応用できます。ここではだいたい3等分になるように縫っていますが、はさみ、のり、テープといった文具のサイズに合わせると、子どもの工作や夏休みの宿題のときにも便利なツールポケットに。


ウォールポケット

このように、ウォールポケットには実はちょっとした小さな不便さがいろいろあり、それぞれに解決策があります。
特に、ミシンを使った「セミ・オーダーメイドなウォールポケット」は、汎用性が高いのでおすすめです。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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