性別にとらわれない育児をしているママは半数以上!みんなが実践する"ジェンダーフリーな子育て”とは

家族・人間関係

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2022.04.20

育児していると何気なく「男の子でしょ」とか「女の子なんだから」と言ってしまうけれど、性差にとらわれずにのびのび育てたいと考える人もいるのでは? 今回はsaita独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で聞いた、みなさんが実践しているジェンダーフリーな子育てについてご紹介します。

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「ジェンダーフリー」とは?

ジェンダーフリーとは?出典:www.photo-ac.com

最近ニュースなどでもよく耳にする「ジェンダーフリー」という言葉ですが、どのような意味なのでしょうか。

「ジェンダーフリー」とは、性別による役割分担にとらわれずに、男女が平等に自らの能力を生かして自由に行動・生活できることを言います。

わかりやすく言うと、ジェンダーフリーは「男らしく」「女らしく」などの性別にとらわれた考え方をせずに、自分の好きな服を着て好きな色を身につけ、好きなように生きていくという考えなんですね。

子育てにおいてジェンダーフリーを意識している人は半数以上

ジェンダー平等を意識した子育てをしている?

今回、saitaでは独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で89人の女性に「ジェンダー平等を意識した子育てをしていますか?」とアンケートを行いました。
その結果「なるべく意識している」と言う人が最も多く48.3%、「非常に意識している」と言う人は5.6%で、半数以上の人がジェンダーフリーな子育てを意識しているという結果となりました。

一方で「意識したいが行動できていないと感じる」と回答するママも約23%いました。自身が「女の子だから」「男の子だから」などと言われて育った環境なら、なかなか意識を変えることは難しいかもしれませんね。

では性別にとらわれない育児を意識して実践するママたちは、具体的にどのようなことに気をつけているのでしょうか?

世の中のママたちがジェンダー平等の育児で気をつけていること

ジェンダーフリーな子育てでママが気をつけているポイント出典:www.photo-ac.com

先ほどの解答で「子育てにおいてジェンダーフリーを意識している」と答えた方々に、日頃どのようなことに気をつけているのかをお聞きしましたので、一部をご紹介します。

「〇〇だから」は言わない

『男だから、女だからと教育することはせずに「人としてどうするか」を常に考えて教育しています』

物事と性別を関連づけて決めつけるようなことを言わないように気をつけている方が多いようです。
つい「男の子なんだから泣かない」「女の子だからおしとやかに」なんて言ってしまいそうになりますが、それもただの決めつけですものね。
筆者も気をつけているところです。

個人の好みに口を出さず、尊重する

『服装・色・髪の長さに関して、「男っぽい・女っぽい」ということを子どもが発言するときに「それは自由である」という話をするようにしている』

『服装や趣味の好みに口を出さないようにしている』

「性別ではなく個人を尊重する」という意見がとても多く聞かれました。
筆者の4歳の息子もかっこいいものよりも可愛いものが好きで、「仮面ライダーよりもプリキュアが好き」と言っていますし、同じ幼稚園のお母さんたちもそんな息子の話をいつも優しく受け入れてくれています。

あくまでも筆者個人の感覚ですが、周囲のお母さんたちの間では「男の子だから」「女の子だから」という固定観念を持っている人の方が少ないのかもしれません。

ジェンダーフリーは「自然なこと」

ジェンダーフリーは「自然」なこと出典:www.photo-ac.com

今回のアンケートの中には「私の場合、意識するよりも意識しないでいた方が自然に思える」という答えもありました。

筆者も学生時代の友人の中にはLGBTと呼ばれる人たちが意外と多かったため、私にとっては世の中に「ジェンダーフリー」という言葉が浸透する以前から、ジェンダーフリーは「自然」なことではあり、一つの「個性」なのだと思っていました。

これからの時代を生きていく子どもたちには、性別にとらわれずに好きなように生き方を選んでいってほしいですね。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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