「食器洗おうと思ったら洗剤がもう無い…」がなくなる!詰め替えのストレスを軽減する“リフィルデー”のススメ

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 「使おうと思ったらきれてた…」がなくなる!詰め替え作業のストレスを軽減する「リフィルデー」のススメ

2022.05.16

洗剤や消耗品が切れてから、詰め替え作業を行っている方も多いのでは? でもいざ使おうとしたときに必要なものがないと、今行っていた家事をやめて詰め替え作業をしなくてはいけませんね。そんなプチストレスがなくなる魔法の仕組みがあるそうです。今回は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんに、詰め替え作業で感じるストレスを減らす仕組みを伺いました。

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もくじ

詰め替えを楽にしよう!海外発「リフィルデー」のススメ
「リフィルデー」は補充をする日
リフィルデーその1 「液体の補充」
リフィルデーその2 消耗品の補充
リフィルデーその3 キッチンまわりの補充
家事時短の鍵は「同じ動きのくり返し」

詰め替えを楽にしよう!海外発「リフィルデー」のススメ

詰め替え出典:stock.adobe.com

名もなき家事の中でも面倒だとよく挙げられる「詰め替え」作業。あなたはどのタイミングでしていますか?

私自身も、詰め替えや補充といった作業がとにかく億劫で困っていました。そんなときに知ったのが「リフィルデー」。

海外の暮らし系Instagramが好きでよく見ているのですが、特にアメリカ在住の方を中心に見かけるのものです。

「リフィルデー」は補充をする日

リフィルデーとは、特定の日に「詰め替え作業」「補充作業」ををまとめて行なうことだと私は解釈します。
リフィルデー

ここでいう補充は、ストック管理のことではなく、すでに家にストックがある状態で、今使うものを補充するという意味合いです。たとえば、ティッシュがなくなったから納戸から出してくる、洗剤が空っぽになったから詰替え用洗剤を足すといった意味合いです。

「詰め替え」や「補充」をするのは、今使っているものがなくなったタイミング。おそらくほとんどの方がそうだと思います。

しかし「リフィルデー」というキーワードを知ってから、毎週日曜日に設定。家じゅうのさまざまな部屋を巡って、詰め替え・補充の作業を行うようになりました。

その結果、足すだけでいいものに関しては空っぽになることがなくなりました。容器を洗うタイミングなどを決めたことで汚れが気になることもないし、残量が頭の中で把握できるのでストックの買い忘れもぐんと減っています。

それでは、実際に行なっていることを紹介しましょう。

リフィルデーその1 「液体の補充」

ひとつめは、液体の補充です。

液体

たとえば、気づくとすぐになくなってしまう食洗機用洗剤。

洗濯機から自動投入される柔軟剤もすぐに空っぽになりがちでしたが、リフィルデーを作ってからはつねに満たされるようになりました。

ただし、同じ洗剤を使っていても、数回に一度は洗う必要があります。月末は満タンにせず補充量を少なめにし、洗えるように工夫しています。

リフィルデーその2 消耗品の補充

消耗品の補充をまとめてやっておくと、快適な1週間を過ごせます。

たとえばわが家では、トイレットペーパーやティッシュなどは、2つの場所に分けて置いています。

  1. 使う場所の近く ・・・ 少量用意
  2. 収納庫の中 ・・・ 多めのストックを用意

消耗品はネットショッピングでまとめ買いし、このようなルールで管理します。

毎週日曜日に「1.使う場所の近く」のストック残量を確認します。
消耗品

減っていたら「2.収納庫」からストックを足します。
消耗品

トイレットペーパーやティッシュ以外だと、このようなものもリフィルデーに向きます。
消耗品

  • コットン
  • ポケットティッシュ
  • 絆創膏
  • マスク
  • 掃除用消耗品(粘着クリーナーやウェットシートなど)
  • ビーズタイプの消臭剤
  • スティックタイプの芳香剤
  • ジェルタイプの洗剤
  • ペットフード

消耗品

リフィルデーその3 キッチンまわりの補充

リフィルデーでは、キッチンまわりの点検・補充もおすすめ。
たとえば、お茶パックの在庫確認。わが家では、袋から出して透明なボトルに詰め替えています。

キッチンまわり

調味料の補充。特に振り出すタイプのものも、補充しておくと料理がスムーズにできます。
キッチンまわり

家事時短の鍵は「同じ動きのくり返し」

家事というのは、本当に多様なもの。いくつもの作業を同時進行したり、直前の作業と別な家事をしようとしたりすると、「えっと、次はどうするんだっけ?」「何からやろう?」というような考える時間が生まれます。

だからこそ、この「考える時間」をなくすのが家事時短の鍵。そしてそのためにできるテクニックの一つが「同じ動きのくり返し」です。

今回の「補充作業」も同じ。家事の手を止めて補充をするのではなく、「今から在庫点検&補充をしよう!」と脳内宣言してから似たような作業をまとめて行なうことで、考える時間がぐんと減り、スピードアップにつながります。

補充作業は「誰がやるのか?」が問題になりがちですが、このように曜日と内容を決めることで、役割分担しながら家族みんなでやることもできそうです。

リフィルデーはとても爽快感があり、もちろん暮らしのプチストレスもなくなる魔法の仕組みです。ぜひ試してみてください

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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