贅沢はしていないのに…。お金が貯まらない人がやりがちな「3つのNG習慣」

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 贅沢はしていないのに…。お金が貯まらない人がやりがちな「3つの習慣」

2022.05.26

高価なものを買っているつもりはないのに、いつの間にか支出が増えてしまうことってありませんか? なかなか貯められないという方の中には、知らないうちに支出が増えてしまう習慣があるかもしれません。今回は、無駄な支出を増やさないために気をつけたい習慣をご紹介します。

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もくじ

いつの間にか支出が増えてしまう習慣
1 お得を狙った買い物をする
2 単価の安いプチプラ商品ばかり買う
3 用もないのに「コンビニ」にふらっと立ち寄る
買い物の習慣を見直そう

いつの間にか支出が増えてしまう習慣

財布出典:www.photo-ac.com

本当は買う予定ではなかったものまで、つい買ってしまい、あとから「これは無駄遣いだったかも……」と反省することはありませんか?

いつの間にか支出が増えてしまうのは、ちょっとした買い物の習慣が原因かもしれません。

1 お得を狙った買い物をする

お得情報出典:stock.adobe.com

「毎月〇日の買い物でポイント〇倍」「一度に〇個で〇%割引」「〇店舗の買い回りでポイントUP」「お誕生日月の特別割引クーポン」など、スーパーでもネットでもお得になりそうなイベントはたくさん開催されていますよね。条件を満たせば、お得になると思うと、ついあれもこれもと買いすぎてしまうことはないでしょうか?

実は私もこのようなお得情報につい乗せられてしまうことが多く、予定よりも買いすぎてしまうことがよくありました。

そのようなお得を狙った買い物は、「得をしているように見えて得をしていない」場合が多く、結果としては支払いが増えただけになってしまいがちです。

そこで私が実践しているのは、お得になる日は、毎回購入すると決めている定番品を購入するという方法です。

例えば、シャンプーやリンス、基礎化粧品、洗剤、入浴剤など、なくなったら買い足す予定のものは、必要以上のストックになっていなければ、無駄になることはありません。ポイント○倍、特別割引などがあれば、もちろんそのままお得になります。

書籍など、実店舗ではセールになりにくい商品なども、お得なイベントに便乗して購入すれば割引されたのと同じになり、お得に手に入れることができます。

2 単価の安いプチプラ商品ばかり買う

プチプラ出典:stock.adobe.com

知らないうちにたくさん買ってしまいやすいのが、単価の安いプチプラ商品です。

プチプラ商品は「失敗しても大した損失にならない」と考えやすく、ついついお財布のひもも緩んでしまいがちではないでしょうか。

確かに、一つ一つの値段が100円、200円、300円といった金額だと、「買ってみたけど気に入らないと思ったら、すぐに処分しても惜しくない」と考えてしまうこともあるかもしれません。

しかし、このようなプチプラ商品を購入するのに、抵抗がなさすぎる人は要注意です。

いくらプチプラでも、買って使わないものは無駄遣いになります。チリも積もれば、と言いますが、意外と年間で見ると、プチプラ商品代は馬鹿にならないことも多いですよ。

もちろん、プチプラ商品を購入するのが悪いわけではありません。あくまで「プチプラだから買ってしまおう」と、購入するハードルを下げ過ぎてしまうことが問題なのです。

買う予定がなかったのに「あ、これも欲しいから、ついでに買ってしまおう」と、ついで買いを繰り返してばかりいると、結果として浪費につながりますので注意しましょう。

3 用もないのに「コンビニ」にふらっと立ち寄る

コンビニ出典:stock.adobe.com

「友達との待ち合わせに少し早くついてしまったから」「ちょっとのどが渇いたから」といった、「それほどの用事でもないのに頻繁にコンビニに立ち寄る」という習慣がある人も、ちょっとした支出が多くなりがちです。

ふらっと予定外のお店に立ち寄ってしまうと、新しく出たばかりのスイーツや、期間限定のコラボ商品など、ついつい何かしらの商品を手に取ってしまうことも多いですよね。

最近は、キャッシュレス決済が増えてきたこともあり、ピッとかざすだけで買い物ができる手軽さから、「ふらっと立ち寄ったお店でちょこちょこ買い物をしてしまう」ということが習慣になりやすくなります。

このような習慣がある人は、思いつきで買い物をすることが多いので、計画を立てずにお金をだらだら使う習慣もつきやすいものです。

それによって「そんなに高いものは買った覚えがないのに、なぜかお金がない」ということにもつながりやすいので注意しましょう。

もちろん私も、用事がない時にはコンビニに立ち寄らないようにしています。

買い物の習慣を見直そう

お金出典:stock.adobe.com

支出が増えてしまいやすい買い物の習慣は、改めるだけで浪費が減ることにつながります。

特に、お得に便乗した買い物や、ひとつひとつの単価が安めの商品は、「こんなにお金を使ってしまった」という抵抗感がないことが多いのです。

「そんなに贅沢ものは買っていない」という安心感から、自分が浪費家であるという自覚もない人が多いので要注意です。

「安いものだから」「高いものだから」と、値段によって買い物のハードルを上げたり下げたりするのではなく、本当に必要なものを必要な時に購入する習慣をつけると、浪費を防ぐことにもつながりますよ。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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