むやみに収納スペースを増やすのはNG。片付けに振り回されないための「モノとの向き合い方」とは#整理収納アドバイザー直伝

家のこと

www.photo-ac.com

2022.09.06

整理収納アドバイザーのkazukoです。片付けが苦手な方のお悩みで多いのが、モノを手放すことにどうしても抵抗があり、片付けが進まない……というもの。モノをため込みすぎると、スペースは必要になりますし、モノを管理する手間がかかります。そんなデメリットがあっても、まだモノを持ち続けることを選びますか? 「モノとの向き合い方」を改めて見つめ直して、片付けに振り回されない暮らしを目指してみませんか?

広告

もくじ

「モノの管理」はできていますか?
モノと向き合ってみよう
1度購入したら故障や損傷のない限り壊れにくいモノ
短い期間で使い切って消耗されていくモノ
思い出や取集品的な位置づけのあるモノ
今の暮らしにあったモノの量を知ろう
アイテムごとに分ける
スペースに合わせる
時間軸で区切る
モノを持ち続けるデメリットvsモノを手放すメリット

「モノの管理」はできていますか?

多すぎるモノ出典:www.photo-ac.com

「モノ」といっても、大きな家具や家電から、割りばし1本まで、大きさが違えば、用途もさまざま。私たちの暮らしは、たくさんの「モノ」に囲まれています。お客様のお宅を片付けさせていただく度に、片付けには「モノの持ち方」が大きく影響するなと実感します。モノとの付き合い方が上手な方は、暮らしを楽しまれているなという印象を受けます。反対に、モノとの付き合い方が上手でない方は、モノに振り回されて、苦しんでいらっしゃるような印象を受けます。

では、モノとの付き合い方が上手な状態とは、どんな状態を言うのでしょうか。それはずばり、モノの管理をできている状態です。片付けの現場でのあるあるで、片付けているうちに、探し物が見つかったり同じ用途のモノがたくさん出てくるという状況があります。お客様ご自身が存在そのものを忘れているということも。つまり、モノの管理をできていない状態と言えます。

モノと向き合ってみよう

まずは、モノを3つに分けてモノと向き合ってみましょう。自分がどんなモノを多く持っているのかを知り、今後のモノの持ち方や買い物をするときの参考にしましょう。

1度購入したら故障や損傷のない限り壊れにくいモノ

家電出典:www.photo-ac.com

家具や家電、スポーツ用品などライフスタイルの変化によって、不要になっているケースがあります。
今の暮らしに必要? と自分自身に問いかけてみよう。比較的サイズの大きいモノが多いので、手放すことでスペースに余裕が生まれます。また、家電の場合故障したり、最新のモノに買い替えて使っていないなどのケースもあるので、今後使う予定が具体的にあるのか考えてみて。

短い期間で使い切って消耗されていくモノ

消耗品出典:www.photo-ac.com

洗剤やティッシュペーパーなどの消耗品。使えるけれど使っていないモノがたまっているケースがあります。家の中のあちこちから出てくる場合が多いので、収納スペースを決めて、ストックの量をコントロールしましょう

思い出や取集品的な位置づけのあるモノ

アルバム出典:www.photo-ac.com

写真やアルバム、趣味のモノ。収納スペースを決めて、全体量を把握しましょう。過去の思い出であったり、過去にはまっていた趣味のモノであることも多いので、今必要なモノなのか? という視点で向き合ってみて。

今の暮らしにあったモノの量を知ろう

今の暮らし、自分にとってちょうどいいモノの量を知ると、モノとの付き合い方も上手になります。
モノを減らす具体的な方法を3つご紹介します。

アイテムごとに分ける

全部出し

モノを全部出して、アイテムごとに分けることで、何をどれだけ持っているかはっきりするので、持ちすぎているモノの量が把握でき、減らしてもいいアイテムがハッキリします。

スペースに合わせる

食器棚

食器は食器棚に入るだけしか持たない、というように、スペースに合わせて、入らない量は減らす方法。むやみに、収納スペースを増やす方法は、あまりおすすめできません。

時間軸で区切る

クローゼット出典:www.photo-ac.com

クローゼットに洋服をしまう際、1度着た洋服は左端から戻していくとルールを決めます。すると着ていない洋服は右端に寄るので、手放してもいいかも? と判断しやすくなります。

モノを持ち続けるデメリットvsモノを手放すメリット

手放す出典:www.photo-ac.com

モノを持ち続けるには、モノを収めるスペースが必要になりますし、管理する手間がかかるというデメリットがあります。反対にモノを手放すと、スペースに余裕ができますし、モノを管理するエネルギーも必要なくなります。あなたは、どちらを選びますか?

「モノとの向き合い方」についてご紹介しました。ご自身にとって本当に必要なモノなのか? 改めて見つめ直して、片付けに振り回されない暮らしを目指してみませんか?

広告

著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告