住まいのスペースには限りがある
ダイニングテーブルの上がモノでいっぱい……、リビングに床置きされているモノがいっぱい……、そんなお部屋は、モノが多すぎるのかもしれません。モノを多く持ちすぎていませんか?
クローゼットの引き出しが閉まらない、クローゼットのポールは洋服がかかりすぎてギチギチ……というようにモノが多すぎると、お目当てのモノを探し当てるのも、一苦労ですし、取り出しにくく戻しにくいので、ついその辺に置きっぱなしになってしまうという、悪循環に陥ります。ご自身のライフスタイルに合った、ちょうどいい量を導き出すことができると、自然と家の中も片付くようになります。まずは、自分が何をどれだけ持っているのか、把握することから片付けをスタートしてみましょう。
ちょうどいいモノの量=適正量の導き方
スペースから導き出す方法
現在住んでいるおうちの収納スペースから、適正量を導きだす方法は、わかりやすくて挑戦しやすい方法です。例えば、食器棚に入る分しか、食器は持たないと決めるとように、スペースに入る分だけしかモノを持たないと決める方法です。限られたスペースに、入る分だけしか持たない、と決めることで、自分にとって本当に必要なモノ、大切なモノを選ぶので、お気に入りモノに囲まれた暮らしへと繋がっていきます。
アイテムごとに分けて導き出す方法
モノをアイテムごとに分けることで、量を把握することができ、必要な量はどのくらいか? と具体的に考えることができます。例えば、食器棚の中がパンパンで使いづらいという方は、一度アイテムごとに分けて出してみる。そうすると、使っていないワイングラスがたくさんあるから、少し手放してもいいかな、逆にご飯茶碗は少ないから買い足した方がいいかもというように、適正量を導くことができます。
時間軸から導き出す方法
クローゼットのポールに、洗濯済みの洋服を戻す際は、右側から戻すようにルール化します。すると、頻繁に着ている洋服は右側にあって、左側にある洋服は、着る頻度が少ないということが明確になります。時間軸で使用頻度を明確にすることで、使用頻度の少ないモノを、納得して手放すことができるようになります。
ご自身のライフスタイルに合った、ちょうどいいモノの量=適正量の導き方をご紹介しました。適正量を導き出すことができると、自然と家の中も片付くようになります。モノに振り回されることなく、風通しのいい暮らしを実現するためにも、ちょうどいいモノの量を導き出してくださいね。