ご相談 : 何かというと「受験しないよ?」と言う娘
中3の娘のことで相談です。
ずっと不登校なのですが、高校受験することになりました。
でも私たち親が説得してイヤイヤ受けるという感じになっており、私たちの言い方がきつかったり気に入らないことがあると「もうそんな態度なら受験しないよ?」と言ったり、「受験やめようかなあ〜」と思わせぶりな態度を取ったりして、私たちが逆らえないのをいいことに一日中勝手なことばかり言って受験で脅して親を振り回してきます。
ソーシャルワーカーさん(相談・支援の専門家等)には、受験まではなるべく怒らないように平和にいった方がいいと言われていますが、本命の3月までは長くて途方に暮れています。
母の私が元気になるアドバイスお願いします。
元気になるアドバイス
母の私が元気になるアドバイスお願いします。ということですが、さっそく元気になるメッセージを書きますね。
娘さんが、
もうそんな態度なら受験しないよ?
受験やめようかなあ〜
と思わせぶりな態度を取ってきたら、
へー、そうなの。
じゃあ辞めれば?
辞めたけりゃ辞めろ!
勝手にどうぞ!
チョーシに乗るな!
ときっぱり言いましょう!どうですか?元気になりましたか?
‥‥…いえ、これは言えないですよね。
ならまず、そんな毅然とした気持ちを持ちましょう。
受験は誰のためのもの?
高校入試は娘さんが娘さん自身のために受けるもの。
この当たり前の前提をママがしっかり持たないと、娘さんにとったら、
親のために受けてやるんだよ!になりますし、
親のために受けてやるんだから、これくらい言うこと聞けよ!という態度になります。
娘さんは、まさに親の弱点をガンガン突いてきているのです。
娘さんが不登校からやっと脱出してくれるかもしれない。
高校にさえ入学できれば、新しいスタートがきれるかもしれない。
だから、なんとかご機嫌で気分よく、高校受験の日を迎えてほしい。そんなママの願い。
そして、ソーシャルワーカーさんの「平和にいこう」というアドバイスは、「とりあえず受験だけはさせたい!」と受験を目標にしたアドバイス。
しかし入試で終了ではなく、娘さんの人生は受験後もまだまだ続きます。
受験したあとはまた3年間の高校生活が待っているのです。
高校は中学と違い、自分の意思で自分の力で通っていかなければ入学してからが続きません!
中学不登校からの再出発のために
ママに大切なことは、入試は受けてもらうのではなく本人が自分のために自分の意思で受けるんだと認識することです。
まずは娘さんの顔色を見たり腫れ物扱いするのはやめましょう。
そして、受験しないよ?という娘さんの言葉に対して「どうぞご勝手に!」と思えるくらいの強さをママが持てた時、娘さんはそんなセリフを言ってこなくなります。
娘さんはきっと、自分のために自分の意思で受験に臨まれるのだと思います。
私も子どもの不登校を経験しているので、中学不登校からの再出発をなんとしても成功させたいという気持ちは痛いほどわかります。
だからこそ、受験は誰のためにするのかを再度認識して娘さんに任せていきましょう。