図書館本にまつわる悩みは「定位置」で解決する!
誰でも無料で知識を得られる図書館。でも「借りてきた本」だからこそ、プチストレスがいろいろと出てきませんか。
- 置き場所に困る
- 家の本と混ざってしまう
- 汚したり破れたりしてしまう
また、置き場所が決まっていない状態だと、こんなプチストレスも発生します。
- 返却日になっても見つからず、慌てて探す
- 返却しに行ったけど、数冊家に忘れていた
- せっかく借りたのに期日までに読めなかった
これらの悩みはすべて、定位置をつくることで解決できます。
一時的に置けて、家の本と混ざらず、汚したり破れたりする心配のない場所が必要です。この記事では、あなたの環境と目的に合わせた解決策を紹介します。
定位置その1 スリムなマガジンラック
自宅に多少スペースの余裕がある人や、図書館に頻繁に通う人には「マガジンラック(山善)」を提案します。
以下の1つ以上に当てはまる人におすすめの定位置です。
【環境】幅51cm×奥行き16cm程度のスペースがある人
【使う人】複数人で借りている人
【目的】5~10冊程度、つねに借りている人
51×16×72cmとコンパクトでスリムなのが特徴。本の表紙を前に配置した状態で、2段分置くことができます。
本の表紙が完全に見えるのは、1段あたり2冊程度。ですが、背の高い本を奥に、背の低い本を手前に配置することで、表紙の一部が目につくようにすることはできます。
置き場所も、自分の目的に合わせたカスタマイズが必要です。
わが家では、子どもたちの絵本を月2回ほど借りています。自分たちで好きなときに読めるように、キッズスペースの一角に設置しました。
姉弟2人で好みが違うため、上段を姉、下段を弟と場所を分けています。
ほかにも、寝室や書斎といった「本を読む場所」、玄関やクローゼットといった「返却のため持ち出しやすい場所」への設置がおすすめです。
定位置その2 中身が見えるバッグ
自宅にスペースの余裕がない人や、図書館にはたまにしか行かない人などには「中身が見えるバッグ」を提案します。
以下の1つ以上に当てはまる人におすすめの定位置です。
【環境】自宅にスペースの余裕がない
【使う人】自分だけ/複数人
【目的】ごくたまに借りる/少数の本を借りる
図書館専用の持ち出しバッグを作ります。
大切なポイントは「透明なビニール素材」「メッシュ素材」といった「中身が見える」ことです。
中身が見えないと、存在を忘れがちになります。読み忘れて「積ん読(つんどく)本」化したり、読み終えたつもりでもまだ残っていたりする可能性があります。
専用バッグに収納することで、読み終えたときも、持ち出すときも、これ1枚ですみます。省スペースですし、手間がありません。
バッグを定位置にすると、入れられる冊数が少なめになるので、家族全員分借りているといった場合には「1人につき1バッグ」がおすすめです。
バッグであれば、フック等で引っ掛けて空中収納することもできます。
家族の共有スペースや持ち出しやすい玄関などに設置するほか、家族それぞれが「読む場所」へ1バッグずつ設置することも可能です。
「図書館ポーチ」をつくってさらに快適に
図書館専用ポーチをつくるのもおすすめです。これは、定位置に置いておきます。
この中から必要なものをポーチにまとめましょう。100円ショップなどで購入できる、チャックやボタンのついたクリアケースで十分です。
- 読書通帳
- 筆記用具
- 読書メモ用のノート
- ふせん
- 貸出レシートを保管しているもの
- 手帳やカレンダー
- シール
なお、「シール」はどう使うというと、返却日の目印にします。本を借りてきて定位置に入れたら、図書館ポーチからシールを取り出します。
手帳やカレンダーの「返却日」の欄にシールを貼れば、返却日を忘れなくなります。ミニサイズで、マンスリー欄があるものがおすすめ。ここから持ち出さない「専用手帳」にしたいので、安めのものを探しましょう。
100円ショップの手帳でもいいですし、おまけで貰って使わないものなどを使うと捨てずに活用できます。
このように、図書館で借りてきた本は、自分の環境に合わせた「専用置き場」をつくることで、探す手間がなく、また活用しやすくなります。ぜひお試しください。