へこませるのはNGだった!
ペットボトルに入った炭酸飲料を、飲みきれないときは保存しますよね。でも時間が経つと炭酸が抜けてしまうため、ペットボトルをつぶした状態でふたをしめて保存することはないでしょうか。
実は炭酸飲料は、つぶして保存する方法よりも“逆さ”に保存する方法がおすすめなんです。3つのポイントを押さえて保存すると、炭酸が抜けにくくなります。では、さっそくご紹介します。
炭酸が抜けない保存方法
今回は炭酸水(500ml)を使って、保存方法を試してみました。
1.ふたを強めに閉める
飲み物が残ったペットボトルを用意します。ペットボトルのふたは、強く閉めてください。
2.逆さ(ペットボトルのふたを下)にして保存する
ふたを強くしめただけでは、空気が出にくくなる状態にはなりません。ふたを下にして、逆さに保存します。
ポイントは、ペットボトルのむきです。逆さまに保存をすることで、空気が出にくくなる状態になります。
3.常温保存をしない
逆さにしたペットボトルは常温保存はせずに、冷蔵庫に入れてください。炭酸には、温度が高いほど抜けやすい特徴があります。炭酸を長持ちさせるには、飲んだらすぐに冷蔵庫へ入れることも大切なポイントです。
飲み進めていくと、容器の中の空間が大きくなりますよね。その空間が大きくなるにつれ、炭酸が抜けやすくなるため、飲み物が半分より少ないときは、保存せずにさっさと飲んでしまう方がいいでしょう。
保存方法を変えたら、炭酸が抜けない!
3つのポイントを押さえて、炭酸飲料を冷蔵庫で半日保存をしました。
こちらは、いつもどおり、ペットボトルをへこませて保存をした炭酸水です。
ふたを開けると、炭酸の抜けるしゅわっとした音がしました。飲んでみると炭酸は残っているのですが、どこか抜けたような味わいになっていました。
一方、今回ご紹介した方法で保存をした炭酸水です。
見た目は先ほどの炭酸水と変わりがないですが、コップに注ぐと炭酸水があふれ出るほどペットボトルの中に残っていました。しゅわっとした味わいが残り、先ほどよりもしっかり炭酸が残っていたのには驚きです……!
保存方法を少し変えると、今までよりも炭酸が抜けずに保存できます。逆さに保存をするときは、中身がもれないように、しっかりと閉めてくださいね!