意外とお金がかかる…と負担になっていませんか?
子どもが産まれるといつの間にか始まることの多い「ママ友」とのおつきあい。
上手につきあえると、子どもの悩みも共有でき、息抜きやストレス発散にもなり楽しいものですよね。
でも、だからといって際限なくつきあいが増えすぎてしまうと負担になってしまいます。
お金の面でも精神的な面でも、上手にママ友とおつきあいをするにはどうしたらよいのか、考えてみましょう。
(1)おつきあいする人を増やしすぎない
「あちらでもこちらでも誘われてしまって……」とお誘いを受けることが多すぎる人は、普段からおつきあいをしているママ友が少し多すぎるのかもしれません。
ママ友が多いことは決して悪いことではありませんが、金銭的に負担に思うほどであれば、徐々に「本当に大切なお友達とだけにおつきあいを限定する」というのも一つの方法です。
それほど親しくないと感じるお友達とのおつきあいは「時々」にとどめておくだけでも、金銭的な負担は減るのではないでしょうか。
また、日頃からあまりあちこちの集まりに出席しすぎないように気をつけ、これ以上交友関係が広がりすぎないようにするのもよいのではないでしょうか。
(2)時々はお誘いを断る
「それほど多くの人とおつきあいしているわけではないのに、お誘いが多すぎる」と感じる人は、特定の人との距離が近すぎるのかもしれません。
仲良しのお友達といつも一緒に過ごしたいという人もいるかもしれませんが、金銭的に負担に感じているなら、ある程度の距離感を大切にして、時々なら勇気を出して「お断りをする」というのも一つの方法です。
毎週この日はお茶をする日、など定期的な予定が決まっているなら「病院の予約がその日にしか取れなくて」「家族の体調が悪くてうつしてしまっては大変だから」など、時々は理由を伝えて断ってもよいでしょう。
全てをお断りするのではなく、時々であれば、相手も嫌な気持ちになる人は少ないはずですよ。
(3)仕事や用事をいれる
ママ友からのお誘いが多くなりすぎる人は、「予定が空いていると思われている日が多すぎる」せいかもしれません。
このような時は、お子さんの習い事や仕事で不在の日を作るようにしておくと、自然とママ友とのおつきあいも減ってくるのではないでしょうか。
いつも忙しくしている様子が見られると、「いつでも会える人」という印象もなくなると思いますので、相手もお誘いする回数を調整してくれることも多くなるはずです。
もちろん、ママ友とのお誘いを断るために習い事を始めてしまうと、金銭的な負担としては本末転倒になることも多いので、金銭的な事情であれば、お金のかからない用事を作る方がよいでしょう。
「残念だけど、毎週〇曜日しかあいていなくて……」など、空いている曜日を絞って伝えておくだけでも、急なお誘いなどはぐっと減ってくるのではないでしょうか。
(4)「心地よい範囲」を決める
ママ友からのお誘いにすべて快く応じていると、いつの間にか金銭的にも精神的にもつらくなってしまうこともありますよね。
そのようにならないよう、あらかじめ自分の中の「心地よいおつきあいの範囲」を把握しておきましょう。
「ランチ会なら月1回くらいなら負担に思わないけれど、月2回になると多いと感じてしまう」
「飲み会は年に2回くらいがちょうどいい」
「月5,000円までなら負担にならないけれど、月1万円を超えてしまうとキツイ」
など、人それぞれに「心地よい範囲」があるのではないでしょうか。
できるだけその範囲で済ませられるようなママ友との距離感を保つと、金銭的にも精神的にも負担になりすぎず、ちょうどよく過ごすことができます。
「お誘いがそもそも多い」という人は、おつきあいしている人が多すぎるのかもしれませんし、人にペースを合わせすぎるのかもしれません。
自分のペースを大切にすることは、他人軸で行動しないことにもつながりますので、失礼にならない程度にぜひ取り入れてみてください。
(5)見栄を張らない
「お友達とのおつきあいは楽しいけれど、お金がかかってしまうのが負担」というなら、「お金のかからないイベント」を自分から企画するのもよいのではないでしょうか。
公園でのピクニックなどは、お金もあまりかからない上に、子どもも楽しめますし、ファミレスなどでも、ケチケチしすぎずに食べ過ぎないメニューを選ぶようにしたり、おうちでたこ焼きパーティーをするのも安上がりです。
何回かに一度でも、そのような「お金のかからないイベント」を混ぜるだけでも、費用の負担は軽減されるはずですよ。
ママ友とは上手につきあおう
いくら「仲良し」でも、限度を超えて負担になるまでおつきあいをしてしまうのも大変ですよね。
金銭的にも精神的にも、自分が「心地よい」と思える範囲でおつきあいが継続できるように気をつけることで、楽しいママ友とのおつきあいを継続することができますよ。