面倒な「冷蔵庫の掃除」はもっとカンタンにできる。効率的でラクに掃除するための“5つのポイント”とは

家のこと

www.photo-ac.com

2023.06.18

「掃除する箇所が多い」「食材の出し入れが大変」など、冷蔵庫の掃除は大がかりなイメージがあり、つい後回しにしてしまいがち。効率的に掃除を進めるには、どのようなことを意識するとよいのでしょうか? 今回は、お掃除のプロ、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のmachamachaさんに、5つのポイントについて教えていただきました。

広告

教えてくれたのは……タスカジのmachamachaさん

machamachaさん

家事代行マッチングサービス「タスカジ」ハウスキーパー。家事歴36年。タスカジアンバサダーとして雑誌取材やwebメディア記事掲載などに多数出演。
整理収納や掃除を通して、居心地のいい空間づくり、暮らしやすくするためのお手伝いを実践。100円グッズをはじめとした家事アイテムにも詳しく、より時短で楽に片付けや掃除ができる方法を提案している。北欧式整理収納プランナー。

1.中身が少ない日におこなう

1.中身が少ない日におこなう出典:www.photo-ac.com

冷蔵庫内のお掃除は、庫内に収納している食材を取り出してからおこなうのがスムーズですよね。
食材を出し入れするだけでも時間がかかってしまうので、なるべく中身が少ない日がベストなお掃除のタイミングです。

まとめ買いをしている方は、買い物に行く前日などを狙ってお掃除しましょう。

2.詰め込みすぎない

2.詰め込みすぎない出典:www.photo-ac.com

ふだんから中身を詰め込みすぎないようにすることも、意識しておきたいことのひとつです。
中でも、チルド室に色々な食材を入れているご家庭が多い印象がありますが、ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと肉や魚のドリップ汚れなどが見えにくくなり不衛生です。

奥のほうに収納した賞味期限切れの食材を見逃しやすくなるデメリットもあるので、冷蔵庫は70%ほどの収納率を目安にしてくださいね。

3.上から掃除を進める

3.上から掃除を進める出典:www.photo-ac.com

冷蔵庫だけでなくどの場所においても同じことが言えますが、汚れは上から下に落ちるので、「上から順に進める」のが効率的! 上の棚から、お掃除を進めていくのが◎です。

冷蔵庫はお掃除する場所が多く、扉を長時間開けたままにするのは難しいと思います。
日常のお掃除は、わざわざパーツを取り外さなくても、汚れた部分をこまめに拭くだけでも十分です。念入りにお掃除したい場合は、2~3か月に1回ほどを目安に、棚などのパーツを外して台所用の中性洗剤などで洗いましょう。

一気にお掃除を終わらせようとすると大変なので、上の棚・下の棚・チルド室・ドアポケット・野菜室と、パーツごとで日にちをわけ、上から少しずつ進めていくとよいと思います。

4.収納アイテムを取り入れる

パーツを取り外さずに簡単にお掃除を済ませるなら、収納アイテムを活用するのがおすすめです。
個別にわけて収納することで、棚に乗っている食材すべてを移動させる必要がなくなります。汚れた部分だけを取り出せるので、日常のお掃除がぐんとラクになりますよ!

4.収納アイテムを上手に取り入れる

引き出しやすく中身が見えやすくするためには、浅めのケースが使いやすいと思います。100円ショップには、さまざまなタイプの収納アイテムが販売されているので、ちょうどよいサイズのものを探してみてくださいね。

最近では、冷蔵庫の棚にかけて収納する“スライド式のトレー”も人気です。棚の上の空間がスッキリして、拭き掃除のための物の移動に時間をかけずに済みますよ。

引き出しタイプ

5.お掃除シートを活用する

汚れに気づいたときにサッと拭けるように、すぐに取り出せる場所に「お掃除シート」を準備しておくのも、効率的なお掃除のポイントです。簡単な拭き掃除で汚れを溜めないことが、後々のラクにつながります。

5.お掃除シートを活用する

100円ショップやドラッグストアなどには、さまざまな種類のキッチン用お掃除シートが販売されています。
冷蔵庫用に特化したものもありますし、冷蔵庫内の調味料やドレッシング類の油汚れが気になる場合は、油汚れに有効な成分を含んだシート(重曹・セスキ炭酸ソーダ・オレンジオイルなどの記載があるもの)を選ぶのがおすすめです。

意外と簡単なことかもしれませんが、5つのポイントを押さえておくだけでも、お掃除に対するハードルがぐんと下がると思います。汚れを溜めて大がかりなお掃除にならないように、ぜひ意識してみてくださいね!

取材協力:タスカジ

広告

著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告