服についたシミがおちない!
「服にコーヒーをこぼしてしまった!」や「醤油がはねて服についた!」などは日々の生活でよくある失敗ですが、コーヒーや醤油のシミ汚れは落ちづらく、厄介ですよね。
普通の洗濯ではなかなか落ちないので、ついてしまうと慌ててしまいます……。
しかし、このような水性の汚れは、ほうれん草のゆで汁で洗うと落ちるという情報をネットで見つけました。
ほうれん草のゆで汁に含まれる“シュウ酸”という成分は、クリーニング屋さんも使うシミ抜き剤にも入っている成分なんだそうです。
そこで今回は、ほうれん草のゆで汁で服のシミを落とす方法を試してみたいと思います。
ほうれん草のゆで汁でシミを落とす方法
シミ抜きに使うのは、ほうれん草のゆで汁です。
ほうれん草を湯がいたあとのお湯を捨てずに、しっかり冷ましてから使います。
ほうれん草のゆで汁に、シミのついた洋服を入れてもみ洗いします。
ゆで汁を洗面器などに移してから行うと、洋服を入れても安心ですね。
ゆで汁の中でシミの部分をしっかりもみ洗いをしたあとは、洗濯用石けんをつけてさらによくこすり洗いをし、その後は洗濯機でいつものように洗って干します。
結果は、このようになりました。
醤油の汚れはきれいに落ちていますが、コーヒーの汚れはよーく見ると薄っすら茶色い気もする……という感じです。
時間が経ったシミは少し残る可能性あり
今回は、シミをつけたあと5時間ほど放置して、シミがすっかり乾いた服を洗ってみました。
醤油のシミはすぐにきれいに落ちましたが、コーヒーのシミはしぶとく、しっかりもみ洗いをしたものの茶色いシミが薄っすら残ってしまいました。
よく見ないとわからない程度ですが、時間の経ったコーヒーのシミは完全には落ちない可能性があります。
また、実際に染まることはありませんでしたが、衣類がほうれん草の緑色に染まってしまうのも少し心配になりました。ゆで汁をすすぎ終わるまではつけ置きなどにはせず、できる限りスピーディーに行ったほうが安心です。
しかし、落ちにくい醤油やコーヒーの乾いたシミが手洗いでここまできれいに落ちたことには感動です。
服に醤油やコーヒーをこぼしてしまって落ちない際には、試してみる価値ありですよ!