教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
お風呂の床掃除に役立つブラシとは?
今回掃除をするお風呂場の床は、ブロック状でぼこぼこしているタイプの床です。すべり止めのような加工がされており、表面がザラザラとしたブロックがたくさん重なっている状態です。
床に黒ずんだよごれがいったんついてしまうと、かんたんに落とせません。床には、皮脂よごれと水垢、石けんかすがこびりついています。3つのよごれが重なって、複雑なよごれになっています。
今回は、洗剤とブラシでよごれをとっていきます。つかうブラシは、ホームセンターや100均などでも売っている「ステンレス製チャンネルブラシ」です。
お風呂場床の掃除方法
用意するモノ
- チャンネルブラシ
- 中性洗剤(泡タイプ)
- バスシューズ
- ゴム手袋(必要な方)
中性洗剤には3つの役割がある!
洗剤は中性洗剤をつかいます。中性洗剤をつかうのは3つの役割があるためです。
- 泡があることでよごれを浮かしやすくする
- よごれが再び床につくのを防ぐ
- チャンネルブラシで床材にキズがつくのを防ぐためにすべりやすくする
泡タイプのお風呂用洗剤(中性洗剤)であればなんでもOKです。ご自宅にある洗剤をおつかいください。
手順1.洗剤を床にまき、ブラシで軽くなでるようにこする
まずは、床を水でぬらします。ぬれている床に中性洗剤をふきかけて、チャンネルブラシで軽くなでるようにこすります。床がブロック状で格子状になっているので、チャンネルブラシで縦横にこすっていきます。
注意事項
チャンネルブラシはステンレス製のワイヤーブラシのため、あまり強くこすりすぎると床面が傷つきます。すべりやすいように必ず中性洗剤をおつかいください。
手順2.シャワーで流す
チャンネルブラシで何回か黒ずみがついている部分を軽くこすったあとは、シャワーで洗い流します。
手順3.床全体をブラシでこする
黒ずみがまだ気になる部分は水で床をぬらし、中性洗剤を床にまきます。チャンネルブラシで縦横に軽くなでるようにこすることを、繰り返し行います。床全体をこすったら、最後にシャワーで洗い流して完了です。
ブラシで軽くなでるようにこするだけ!
チャンネルブラシで床を掃除すると、掃除をした床は真っ白になっています。掃除後に床をさわると、つるっとした感じです。掃除方法は泡タイプの中性洗剤を床にまいて、軽くチャンネルブラシでこするだけです。
なかなか落ちない黒ずみのよごれも、チャンネルブラシをつかうことでかんたんに落とせます。床の黒ずみよごれに手こずっているなと感じたときは、ぜひ試してみてください。
▼くわしい掃除方法は動画で確認できます!
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。