教えてくれたのは……おそうじダイアリーさん
関東エリアを中心に、洗濯機分解清掃を行っている掃除のプロ。年間約600台近くの洗濯機をきれいに清掃している。YouTubeチャンネルの「おそうじダイアリー」では、家庭でできるかんたんな掃除方法を発信中。
梅雨に入る前が掃除のベストな時期!
梅雨に入ると、カビが繁殖しやすい一定条件が整います。カビは温度が20~30℃、湿度が60%以上などの条件がそろうと一気に繁殖して、いたるところにカビが発生します。
お風呂のカビ落としも、梅雨に入る前にやっておくと効果があり、1年を通して気持ちよく過ごすことができます。
タイル目地についた黒カビを落とす掃除方法
用意するモノ
- キッチンハイター
- キッチンペーパー
- ゴム手袋
- ブラシ
- スポンジ
手順1.キッチンペーパーを短冊状にしてコヨリをつくる
キッチンペーパーを、短冊状に手で切ります。ある程度ざっくりで結構ですので、細い短冊状にカットします。
長さも幅も適当に切ったら、コヨリをつくります。短冊状にカットしたキッチンペーパーをくるくるとまるめて、細長い棒状のようなヒモ状にします。
カビがはえている目地の分量を目安に、ヒモ状にしたキッチンペーパーを準備します。
手順2.目地にはりつける
キッチンハイターをカビが気になる部分や、全体的に吹きつけます。
注意事項
目に飛沫が入らないように十分に注意をして行ってください。
1でつくったコヨリを、目地にはりつけてください。タイルにしっかりとキッチンハイターを吹きつけておくとくっつきます。目地についたカビが気になる部分にはりつけていきます。
洗剤の量が少ないとコヨリがはがれてきます。ポイントは、きっちりと洗剤でタイルをぬらすことです。
コヨリの重量で落ちてくる場合
コヨリをある程度目地にはりつけたあと、もう一度コヨリの上に平らなキッチンペーパーをラップをかけるように貼りつけると、コヨリが落ちることを防げます。
はりつけた平らなキッチンペーパーの上からキッチンハイターを吹きかけるのもおすすめです。
手順3.しばらく放置する
ある程度時間をおくと、きっちりとカビに塩素が効いてきます。
手順4.ブラシとスポンジで洗い分ける
ある程度放置をしたあとはコヨリをとり、シャワーで洗剤を洗い流します。
シャワーを流しながら、目地にそってブラッシングを行います。目地はあまり強くこすると、目地がどんどん削れてしまうため、やさしくブラッシングするのがポイントです。
タイル部分は、スポンジで同じようにこするのがおすすめです。
やさしくこするときれいに落ちる!
掃除前は、目地にカビがはえて黒くなっていました。
掃除後は、黒くなった部分がきれいに落ちています。黒カビが取れて、もともとの目地の色に戻っています。
今回は、お風呂場のタイル目地についた黒カビを落とす方法をご紹介しました。浴室の天井、ドア付近、目地、コーキングはカビが多く発生します。
カビが残りやすい場所をしっかり除菌して、カビ胞子がお風呂場に広がらないように掃除をしましょう。
▼くわしい掃除方法は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。