整理収納アドバイザーが教える「モノを手放せない人」に知ってほしい“片付けテクニック”

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 整理収納アドバイザーが教える「モノを手放せない人」に知ってほしい“片付けテクニック”

2023.07.26

鹿児島でお片付けのサポートを中心に活動しています、整理収納アドバイザーの露重和子です。片付けが苦手な方は、手放すのが苦手でとりあえずモノをとっておきがち。でも、なんでもとっておいたら、部屋はあっという間にモノだらけになってしまいます。そんな方は、手放すことにフォーカスしないで、『分ける』から始めてみませんか? モノを分けることから始めるお片付けについてご紹介します。

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もくじ

『分ける』ことで見えてくるもの
分ける作業の進め方
収納からすべてのモノを出す
カテゴリーごとに分ける
『使う』『手放す』『迷う』に分ける

『分ける』ことで見えてくるもの

片付け作業中の一番のあるあるは、なんといっても探し物が見つかること。

片付けを進めていけばいくほど、「ここにあったのね!」というものに遭遇します。それだけ、何をどこに収めているのか、どれだけのモノをしまい込んでいるのか、把握できていなかったということです。

片付けを進めていく中で、モノを「分ける」ことで、それぞれのモノの総量を把握することができます。収納に収まっている状態から、モノを分けながら出すと、思っている以上にたくさんのモノが収納されていたことに、驚くことがほとんどです。

『分ける』作業の一番の目的は、大量のモノの中から「使うモノ」「大切なモノ」を選びとること。まずは現状をしっかりと受け入れたうえで、モノを分ける作業に集中しましょう。

分ける作業の進め方

収納からすべてのモノを出す

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まずは、片付けると決めた場所のモノを全部出しします。

全部出すことで、モノの状態がよく分かりますし、埋もれてしまっているモノを見落とすこともありません。収納から出すと、それぞれのモノの総量が分かるので、モノの要、不要の判断もしやすくなります。

カテゴリーごとに分ける

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収納から出したモノを、カテゴリーごとに分けていきます。

キッチンの食器棚でしたら、コップ・平皿・どんぶり……といったように、仲間ごとに分けていくと、どんなカテゴリーのモノをどれだけ持っているのか把握することができるので、モノの持ち方について、一度向き合うことができます。

『使う』『手放す』『迷う』に分ける

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収納からすべてのモノを出して、カテゴリーごとに分けたら、『使う』『手放す』『迷う』に分けていきます。

『使う』は、いつか使うかも……というモノではなく、「今使うモノかどうか?」という視点で選んでいきます。「それがないと困る!」というレベルで使うモノか? ご自身に問いかけてください。

『手放す』
は、使わないモノの中で、明らかに処分してもいいモノであれば、迷わずゴミ袋に入れていきましょう。

『迷う』は使わないけれど、手放すには迷うモノとして分けておきます。手放すかどうか判断するのに迷うモノに時間をかけていると、片付けが進まないので、分ける作業のスピードをはやめるため、いったん迷うモノとして分けておきます。

一度すべて分け終えたら、改めて迷うモノを見直してみましょう。はじめに分けたときと、また違った見方ができている場合も多く、改めて手放してもいいかも……と思えるモノが不思議と出てくるものです。

モノを分けることから始めるお片付けについてご紹介しました。モノを分けていくことで、モノに対する見方も変わり、片付けが進んでいきます。捨てることにフォーカスしすぎると、片付けが進みにくいので、分けることからはじめてみてください。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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