そもそもなぜモノは増えるのか?
リビングの床、ダイニングテーブルの上、ソファの上にモノが放置されていませんか? いつの間にか増えているモノが何か? 一度ピックアップしてみましょう。
- 買い物したモノが入っていた空き箱
- 頂き物
- 郵便物
- 試供品やおまけ
暮らしている以上、よほど意識しない限り、モノはどんどん増えていきます。まずは、増えているモノがどういうモノなのか把握しましょう。
モノが家に入ってきたらすぐに処理する
モノが家に入ってきたら、すぐに処理するのが一番簡単です。例えば、郵便物やチラシなどのように、必要なモノかそうでないモノか、すぐに判断できるモノは、すぐに処分するようにしましょう。ため込んでしまうと、取り掛かるのも面倒になり、エネルギーが必要です。
『一時置きスペース』を決めて処理を先送りに
忙しくて、ほかに優先すべきことがある場合、未処理の郵便物などを置いておく一時置きスペースを決めて、いったん処理を先送りにするのも、一つの方法です。例えば郵便物なら、届いたらさっと目を通して明らかに必要のないモノはその場で処分。あとで処理するモノは、トレイや引き出しなどに収納して時間に余裕のある際に行うという流れを作っています。ここで注意したいのが、一時置きスペースは一つだけと決めるコト。未処理のモノが、部屋のあちこちにあるという状況を作らないようにしましょう。
簡単にモノを家に入れない
そもそも、簡単にモノを家に入れないようにすることができれば、モノを管理する手間もスペースも必要がなくなります。買い物をするときは、本当に必要なモノかしっかりと吟味するようにしましょう。ほかに代用できるモノがないか? 収納するスペースがあるか? 意識するだけで、家に入ってくるモノの量を最小限にすることができます。
試供品やおまけなども断るのも面倒だし……、お得だし……と頂いていませんか? 断る勇気も必要です。
家の中を定期的に見直そう
普段から意識していても、いつの間にかモノが増えてしまうのは仕方のないこと。家の中を定期的に見直す機会を作っておくと、モノの量を増やしすぎないようにコントロールできます。新学期や長期休み、衣替えや大掃除の際など、スケジュールを組んでおくと習慣になり、おすすめです。
片付け上手さんが気を付けている、『モノを増やしすぎないコツ』をご紹介しました。モノを増やさないためには、自分が持っているモノの量をコントロールすることが大切です。自分にとって必要なモノなのか、しっかりと見極めることができれば、自然とモノが増えすぎてしまうこともなくなります。ご自身の理想の空間と暮らしを手に入れるため、できることからはじめてみてくださいね。