100円で完結しないもの
100均の収納グッズは、「便利さ」はもちろん「お手頃感」いちばんの魅力でしょう。
インテリアショップへ行けば1,000円以上する収納も、よく似たグッズが100円で買えることもあります。
しかし、100円で完結しないものもあるため注意です。
組み立て式のラックなどは、棚部分と部品が別売りの商品も少なくありません。
このような「100円で完結しない収納」は、トータル費用で見ると割高なことも……。
後から「あれもこれも別売りだった!」と買って後悔しないよう、組み立てやシリーズもの収納は購入を見送るようにしています。
耐久性がよわいもの
100均収納のよくある失敗が、「耐久性」に難があることです。
同じような収納でも、100均と他店の商品をくらべると、丈夫さに違いを感じることがあります。
ハンドルつきの収納ボックスは、持ち手がふにゃっと曲がって折れそうに……。
シンク下に便利な折りたたみラックも、耐重性がよわく、脚部分が曲がってしまいました。
フライパンや鍋を乗せると天板もたわむので、いつ壊れるかヒヤヒヤものです。
しばらくは重たいものを置かないように気を付けて使っていましたが、これではせっかくの収納も有効活用できていないように感じます。
丈夫さや耐久性がよわいことから、結局は買い替えることになり、かえって支出は増えてしまいました。
結果的にちがうものを買うのなら、100均では買わないほうが経済的です。
使い道が限られるもの
「痒い所に手が届く」、あったらいいなと思う商品が見つかるのも100均の良さです。
ただし、あまりに用途が限られる収納グッズは要注意。
使いまわしがきかない収納は、いざ不要になったとき使い道に困ります。
とくに、サイズが大きくかさばるものは購入しません。
具体的に言うと、縦に靴をしまえる「シューズラック」や、小さな棚をかさねて使う「引き出しケース」など。
しまえるものや大きさがか限られるので、結局は捨てることがほとんどでした。
100均でも「ひと呼吸おくこと」が大事
「100円で買える」と思うと、つい財布のひもがゆるみがち。
しかしよく考えずに購入すると、100円では済まなかったり、耐久性や使い道に困る場合があります。
どんなにお手頃でも、カゴに入れる前に「じっくり考えること」が大切です。
買うべきものを手に取り、お金も収納グッズも有効に使いましょう。