ゴシゴシ拭くのはNG!畳にジュースなどの液体をこぼしたときの「カビやしみを防ぐ応急処置」

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2023.09.17

ちょっとした気のゆるみや不注意で、畳に水をこぼしてしまうこともあるでしょう。 濡れた畳は、掃除のしかたを間違えるとかえって汚れが落ちにくくなってしまいます。 ここでは、畳に液体をこぼしたときの「応急処置」の手順を紹介します。

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畳をゴシゴシ拭くのはNG!

畳を拭く出典:stock.adobe.com

畳に液体をこぼしてしまったとき、「はやく拭かなきゃ!」と慌ててしまいがちです。
もちろん早急に水分を取りのぞく必要はありますが、かといってタオルでゴシゴシ拭いてはいけません。
強い力でこすると、汚れが広がったり畳の奥まで入り込んだりして、キレイになるどころか汚れがひどくなる場合もあります。

畳の汚れを取りのぞくには、ちょっとしたコツがあるんです。

畳が濡れたときの応急処置

用意するもの

タオルとドライヤー

・タオル
・ドライヤー
・水

手順1.乾いたタオルを汚れに押しあてながら、水分を取りのぞきます。


畳に汚れがついたままの状態で水拭きすると、汚れが広がってシミが残ることも……。
乾いたタオルで拭くのではなく、タオルに液体を吸わせるイメージで軽く押しあてましょう。畳に乾いたタオルを押しあてる

手順2.汚れの上に少しだけ水をかけて、乾いたタオルを再度押しあてます。

ジュースなどのしつこい汚れは、あえて水で薄めたほうがキレイに落ちます。
ただし、水はほんの少量にとどめてください。

こぼしたものが水なら、この工程は不要です。

手順3.タオルである程度汚れが落ちたら、ドライヤーで乾かします。

畳をドライヤーで乾かす

畳に水分が残っていると、カビやシミの原因になります。
タオルで取りきれない水分は、ドライヤーを使ってしっかり乾燥させましょう。

ただし、ドライヤーの熱風で畳が傷んだり、発火したりする恐れもあるため、温風ばかりを吹きかけるのはNGです。
畳とドライヤーは30cm離して、冷風や弱モードを使いながら乾かします。

ていねいな処置でダメージを最小限に

畳に液体をこぼしてしまったときは、いかに汚れを広げずに早く取りのぞけるかが重要です。
丁寧な処置をすれば、畳のダメージを最低限に抑えることができますよ。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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